George Thorogood & The Destroyers - Bad to the Bone (1982):
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本来R&Rは考えてはいけない音楽、楽しめればそれで良しの概念で、随分昔にR&Rを意識的に聴いたけど、その頃夏にロカビリーイベントがいくつかあって一人で行ってた。そこではステージの前方がダンスホールみたいに空いてて、某有名な日本のロカビリー歌手が出てきて歌い始めると何組かそれなりの年齢の人達が踊り始めて、楽しそうに踊ってる姿を見てて良いなと。R&Rはそういうモンかと「American Graffiti」聴いて、妙に50'sにノスタルジックしてた。
時は飛んで1982年、ジョージ・サラグッド全盛期のアルバム「Bad to the Bone 」はカッコ良いR&Rで良かった。The Stray Catsほどソリッドでシャープではなくもっさり感あったけど、ジャケットの印象も大きくてゴキゲンなR&Rばかりを奏でてくれる人で、キャリアは古い人だけど頑固なアメリカン・ロック小僧の得意のR&Rで世に出てきてアメリカではウケた。スティーヴィー・レイ・ヴォーン的な部分もあり、あそこまでブルース漬けじゃなくてR&Rだけど雰囲気は似てるが、1982年もあって時代の音ではある。
「Bad to the Bone 」はメジャーに進出した最初のアルバムでオリジナルな曲から往年のロカビリーのカバーで占められてて、R&R魂全開で聴かせてくれるアルバムで思わずノッてしまうシンプルなR&Rばかりと恒例のバラードもあるけどカッコ良いR&Rが良い。

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