Blackfoot - Highway Song Live (1982):
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サザンロックの定義からは大きく外れるが、レイナード・スキナードのドラマー、リック・メロドックがフロントに立って結成されたバンドでサザンロックの範疇で語られるブラックフットは、日本ではマイナーな扱いだが今年紙ジャケでも再リリースされているので入手しやすい。このバンドをマジメに聴いたのはもうン十年以上前の話で久々に聴いたが、快活なハードロックバンドだ。
一番記憶に残っている「Highway Song Live」はアメリカンロックで、聴きやすい音ながら、何度も聴くと飽きるけどワイルドなアメリカを体感するにはピッタリのアルバムで、過去何年間からの寄せ集めライブだが英国ハードロック好きが出て、南部独特の乾いた土の香りが入ってくるから強烈なグルーヴ。それこそがアメリカンロックの王道とも呼ばれる原型を作ったと思うし、エアロスミスやブルース・スプリングスティーンと全く異なる懐の深いアメリカらしいサウンド。
初期のブラックフットはアルバムジャケットが面白くて、最初はコブラ、その次黒豹でその後はイーグルのどアップを使っていて覚えやすかったが、4枚目はユーライア・ヒープのケン・ヘンズレーが参加してバリバリのハードロックになるがおかしくない。しかし最近のハードロックバンドに全くヒケを取らない凄いハードロックで、曲の単調さはやむを得ないけどそれこそがアメリカンロックの醍醐味。

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