Tinsley Ellis - Speak No Evil (2009):
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露骨ではあるけど、ギタリスト的でジャケットがカッコ良い。3弦をここまでチョーキングして弾く事は多くないのに普通に弾いている写真からただ者ではないギター弾きは一目瞭然…普通はこんなに3弦持ち上がらないし、感覚的にももちろんブルースロック系だろうと聴いてみたら、いつもの如くそれほど情報を集めてはいなかったので初聴きだがカッコ良い。
この手のサウンドをカッコ良く聴かせるヤツもそんなにたくさんいたのかと思うくらいに皆カッコ良いし、SRV的側面とジミヘン的でTinsley Ellisはかなりオリジナリティのある一発勝負師でストレート、そしてリズムはタイトに仕上がっているのでルーズなブルースジャムではなく、かっちりとしたロック畑のブルースと、これだけ弾きまくると聴いている側も気持ち良いギターアルバムで歌も入ってるがギターばかり聴いてしまう。
2009年にリリースされた「SPEAK NO EVIL」はブルースレーベルの名門アリゲーターが自信を持って今の時代に贈るブルースメンで、ルックスは実はそれほどでもないが、こんな音弾けるのは凄いし、ギターフレーズはSRVやジミヘンもあるけどブルームフィールドも入ってるし、好き加減が分かる。音色は歪んでないし、使ってるギターもソリッドギターではなくアコ系で、ユニークなブルースのナイスな出会い。

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