Tangerine Dream - Phaedra (1974):
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ドイツのヘンなバンドで名高いタンジェリン・ドリームは今でもエドガー・フローゼだけがオリジナルメンバーで参加している現役バンドで70年代当時と比べてはいけないが、その息の長さは素晴らしく、有名な作品は「Phaedra」か「Rubycon」か「Ricochet」で好き度合いの違いはあるけどどれも環境音楽になるが、ヒーリングと違ってリラックスはしないけど、イメージが浮かぶ曲調ばかりのシンセサイザーを全面に出したアンビエントミュージックだから雰囲気をそのまま音にして映画のサントラに使われるイメージではある。
1974年の「Phaedra」が英国バージンからリリースされた事で知名度を上げているが、サウンドはゾクゾクする瞬間もあるし、目を閉じてると風景が目に浮かぶから凄く、嫌いではないけどハマる程でもないが、音楽的発想がドイツで、前衛的だけど音楽は確立しているアンビエントサウンド。忙しない世の中でゆったりと聴くには丁度良いし、こういう音をゆったりと聴けるくらいのゆとりが人生に欲しいとすら思える作品に聞こえるのは歳をとった証拠だろう。

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