Sandrose - Sandrose (1972):

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 昔気になってても買わず仕舞いのバンドがあるし、今更もあるし、すっかり持ってる事を忘れている時もあるが、これだけロックの裾野が広がるとしょうがないけどコレクター的には良くないので気を付けよう。1972年リリースのフランスのプログレッシブバンド、サンドローズの有名作品「Sandrose」は昔からジャケットだけはよく見ていて、気になって情報を漁るとヘヴィーな女性ボーカルで云々とあった。

 フランスのバンドの女性ボーカルモノなのでもっとおしとやかな歌声を期待してたけど良い意味で裏切られ、こんなにアグレッシヴでソウルフルな歌声のお姉ちゃんが出てくると思わなかったプログレバンド。そんなに熱く歌うと思わず、美しき女性の歌声をイメージしてたらベーブ・ルースのジェニー・ハーンみたいなお転婆ソウルフル系な歌声で迫ってきて、バックはメロトロンを駆使したプログレッシヴで繊細な部分も持ち合わせたサウンドで、さすがに名盤だけあってよく作られているハマリ込むとかなり面白いバンド。

 アルバムの中ジャケ見るとステージの様子が目に浮かんで、アグレッシヴにライブやってた印象でボーカルのローズ姫のノースリーブの衣装も良くて音は英国に近く、期待していただけの事はある音で嬉しくて、叙情さと野性味を持った素晴らしきアルバム。





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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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photofloyd(風呂井戸)  

 この辺りは、どこの何から情報を得て手に入れたか全く記憶にないが、アルバムはちゃんと棚に鎮座していて内容はまさにプログレなんですね。
 シャウトするローズはなんと英語なんですよね、しかししっとり歌うところを聴くと痺れちゃうんですね。      又オルガンとメロトロンの流れは素晴らしいし、そこにギターの絡み合いはシンフォニックに流れて、コーラスはクラシカル。
 長曲"Underground Session"あたりは夜に聴き惚れていました。
 1972年ですからフランスも恐ろしい。

2022/09/20 (Tue) 10:53 | EDIT | REPLY |   
フレ
フレ  
>photofloyd(風呂井戸) さん

時代です、うん。ユーロの凄さはこの辺りでしっかりと認識しまして今に至る…ですね。

P.S.
ロジャー、またやってくれましたね。正にロックです(笑)。

2022/10/03 (Mon) 09:46 | EDIT | REPLY |   

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