Biglietto Per L'inferno - Biglietto Per L'inferno (1974)
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1974年にリリースされた唯一作「Biglietto Per L'inferno」は20年近くアンダーグラウンドイタリアンロックの名盤と語り継がれ、その評価はMaxphoneやMuseo RosenbachやIl Balletto Di Bronzoを凌ぐと言われていたが、ジャケット見たら一発で覚える一枚で、リマスターや紙ジャケではなく単なるプラケのCDだから安かったけど、楽しみにプレイヤーに入れて聴いたが、そこまでの名盤とは思わなかった。先の名盤と比べると随分と音がチープでミックスもラフで音が詰め込まれているので、再発時にリマスタリングとリミックスしたら凄い変身の可能性はある。
ところが今回久々に出してきて聴いたら、イタリアンロックの暑苦しさはともかく随分と楽しく聞こえて、美しさが足りないラフなバンドと記憶していたが、音のチープさを無視して起伏に富んだドラマティックな音使いで聴いてた。フルートや鍵盤、効果音も含めた上でギターが鳴り響きドラマティックにドタバタと激しく展開するハードロック的アプローチの凄いバンドでちょっとドタバタしすぎてる暑苦しい音。

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