Thelonious Monk - Bill Evans - Mal Waldron

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セロニアス・ヒムセルフ+1 ソロ・モンク+9 アローン・イン・サンフランシスコ+1


 R&Bのピアノの偉人がいて、ポップスでのピアノの偉人を紹介したので、ちょっとテンション落ちるだろうなぁと思いつつもやっぱりピアノと言えばジャズの世界だよな、と。暑い夏を迎えつつあるこの季節、あまりしっとりとしたジャズを聴く気分ではないのだが、逆に「真夏の夜のジャズ」みたいな名作映画があったり、そこでも何故かインパクトを残していたセロニアス・モンクとかね…、クールにバップするピアノってのがこれまたポップスなんかの歌ありの世界とは違う面白さがある。スリリングさとも言えるけど。代表的な作品に「セロニアス・ヒムセルフ」ってのがあって、結構ハチャメチャというのか耽美的というのか、「無」になれる作品と云われる。自分的には深くわからない部分もあるんだけどなんかすげぇな…って感じ(笑)。サックスはコルトレーンだしさ。

エクスプロレイションズ+2 Waltz for Debby ムーンビームス

 ロックの世界からジャズの世界を見る場合ってのはやっぱりとっつきにくい部分のあるし、果たして何から?っていうのもある。まぁ、大体がミュージシャンのコミュニティから誰がリーダーになってアルバムを作るかみたいなセッション活動が主なのでそういうソロプレイヤーエゴを如何に上手く出していくか、ってのがジャズの世界の面白さで、正に腕一本で世の中に出ていくという職人芸。バンドとかの世界とは大きく異なるんだよね。でもってその中での大御所って言えば、やはりマイルス・デイヴィスなワケで、この人の周辺を追いかけていくだけでジャズのヒストリーの半分が埋まるんじゃないかっつうくらい多種多様な人材を集めているし、巣立たせている。その中に珍しくも白人のピアニストっつうのがいて、それがビル・エヴァンスという人。姿格好を見るとおよそジャズメンには見えないくらい好青年なんだけど、マイルス・デイヴィスが認めた数少ない白人なんだな。同じく耽美的という意味では「エクスプロレイションズ」というアルバムの方があたってるかもしれない。一般的傑作は多分「Waltz for Debby」だろうなぁ、これいいもん。空気感が凄いんだよねぇ…。

レフト・アローン 4,5&6 奇妙な果実

 もうひとり…、マイルス・デイヴィスからは切り離れた所だけど、「奇妙な果実」で有名なビリー・ホリディのバックでピアノを弾いていたマル・ウォルドロンという人がビリー・ホリディがなくなった後にその想いを込めて作った作品「レフト・アローン」、逸話は有名なのだが正に素晴らしくも涙がこぼれる作品で好きだねぇ…。サックスでメロディを奏でているのはジャッキー・マクリーンで、これもまた気合いが入っていて彼のソロ作品ではないけど代表作になっちゃってるくらい。

 もちろん他にも色々な作品があってジャズのピアノの世界って言ったらそれだけで相当数のレビューができちゃうと思うけど、残念ながらそこまで詳しく聴けてないし作品的には素晴らしいけどだんだんと激しいロックが聴きたくなってしまうので自分的にはやっぱりロック好きなのだなぁと思ってしまうのだ(笑)。が、やっぱり大人の雰囲気を楽しむにはこういう名盤知ってると良いしね(笑)。

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フレ
Posted byフレ

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