Hard Stuff - Bullet Proof (1972):
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ハードスタッフを思い出して、このバンドもアトミック・ルースターとクォーターマスの融合で、と眺めてたらギラン&グローバーが参加してると思わず感心するし、オリジナルはパープルレーベルからリリースされていたから納得で、これもパープル全盛期に二人が参加したのでそれなりに話題には出来たとも思うが、リアルタイムの英国ではどんな宣伝文句だったのか興味ある。Deamonと言う前身バンドがあって、1994年に発掘された音源があるが、そういうのを漁りに行けるかどうかもマニアのボーダーラインだが、ちなみにDeamonはハードスタッフの三人にあと一名加わっていたバンドでアレンジは異なる楽曲が収録されている。こうやって書くと聴きたくなるな。
さて、そのハードスタッフだが、アルバムリリースは1972年、ジャケはそれなりのものなので特にコメントはないけど、音的にはトリオ編成だから幅はそれほど広くはない感じで、純粋に英国的ハードロックでオルガンがないだけで、ハードさが強くて重いテンポの曲が多め。歌がちょっととは思うが、ここのところそういうのばかり聴いてるから結構普通に聞こえてきたが、簡単に言えばアトミック・ルースターの鍵盤の音をギターに置き換えたらこうなる感じでまずまずの出来映え。一応セカンドアルバム「Bolex Dementia」も出してるけど、知名度は低いのでファースト「Bullet Proof」だろうか、ただ、このセカンドも結構良い線行ってる音出してるので実はハズしてはいけない。結構激しくハードロックしててこの手の音が好きな自分には何の苦もなくすんなりとハマれる音で、何度も聴くモノではないのがB級の性だが十分カッコ良い。

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