Ginhouse - Ginhouse (1971)
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しかし好きで書いているとは言え、我ながらこんなマイナーなアルバムやバンドを書いてて誰が楽しんで読むのか、習性惰性でしか開かないだろうと思う。そんなバンドもあるのか、とかまたこのヘンの路線か、知らないなバンドだ、いつのだろ、と読んでる側になるとそういう感じに見るだろうと思うし、普通は、もっと時流に合わせたネタやもうちょっとテーマ的に何かあるだろうが、何も無く単に書き連ねているブログは読む側の心を引きつけるのは難しい。ブログが全盛の頃はコメント欄のコミュニケーションが活性化してて人間性が繋がったけど、今の時代はそれがSNSに移行して、活性化は結構労力かかるので大変だし、好きに自分のメモと割り切って書きますかと。それでも書く意義、意味も必要だと思ったり。
Ginhouse、1971年リリースの唯一作「Ginhouse」は単純に凄く好みなこれぞ70年代の英国のハードロックで、トリオ編成で勢いだけで迫ってくる割にはちょっとヒネったスタイルや音使いもあって、アコースティックギターも上手く使いながら圧倒的にハードロック。そもそもQuatermassを意識した音作りで、ロックバンドの可能性をそこに見出してのバンドだからそうなるが、メロトロンとか効果音的な細かい音も出て来るし、その意味ではプログレッシブな感覚を持ち込んでいるバンド。でもGroundhogsほどでもなく、もっとすっきりしたハードロックの範疇でのサウンドスタイルが心地良い。
主要メンバーのGeoff Sharkeyは後にSammyをMick Underwoodと組んでいるし、ドラムのDavid WhitakerもKestrelに参加するのでそれなりに英国ロックの底辺を支える脇役となるメンツが揃っていたが、この人のドラミングは好きで、あまり意識しないけどセンス良いところでドラムが鳴ってくるのが気に入っている。ギターも歌も曲のあり方も好きだから、やはり自分好みのバンドスタイル。

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