Teaze - Teaze (1976) :
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カナダ出身バンドはいつもながら不思議で、何のヒネリもなく田舎臭い共通項ながら、プレイはひたすら熱くてこれぞR&Rが多いしカッコ良いが、深みのなさからか人気に火が点く程ではなく記憶から遠のくバンドも多くて、本日のTeazeは典型的ですらある。
Teazeの1976年ファーストアルバム「Teaze」は軽快で快活な、疾走感のあるR&Rをやって、デビュー作と思えないスピード感で誰が聴いてもカッコ良いアルバムで、一方ではディスコ時代だけどハードロックではKissやCeap Trick、Aerosmithも出てきて、Van Halen直前だから悪くない。その申し子たちのAngelも出てきてたし、地元カナダでは大人気で世界デビューして、1978年に来日公演を果たしたが、ガラガラだったらしい。それでもその時の日本公演をライブアルバムでリリースしてるから恐れ入るが、どの曲聴いてもカッコ良いのでどこかセンスが違うのだろう。この頃はギターヒーローが求められていたから、ヒーロー面で欠けていたのか、その感覚で行くとカナダのヒーローはなかなかいない。

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