Bachman Turner Overdrive - Not Fragile (1974) :
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アメリカのロックは分かりやすくて、ストレートに快活にズカンと来るから捻りはなくそのまま、そしてクサいバラードもお決まりのパターン。でも音の作りはどのアルバムも商業路線を見据えた作り方だから後世になっても聞き辛さはなく聴けて、好みの違いも出やすいが、基本的に英国寄りなのでアメリカは全然判ってないです。
Bachman Turner Overdriveの3枚目の作品「Not Fragile」はカナダのバンドだが、カナダはもっとストレートで分かりやすくて、代表的なバックマン・ターナー・オーバードライブだが、聴いて不快に思う人は多分いない。耳に残らなかったりBGMでしかない人はいるけど、それくらい突き抜けた直球な音で、ギター弾きからは良いギターなので、妙にギターが気になるバンドだ。どの曲も分かりやすくシンプルに快活にキャッチーに、そして超パワフルに暑苦しく迫ってくる徹底したバンドパフォーマンスはグランドファンク直系技、またはカナダからの回答か。
そんなに接点があるとは思えないけど、快活でスカッとするバンドは一曲くらいギターソロが歌いまくる、サザンロック的なドラマティックなギターソロ曲があって妙に燃える。狙って作ってるのか、カナダよりもアメリカ的な所で、節々でこのバンドが英国ロック好きとフレーズで判る一方、ゴキゲンなアメリカンもあるのはバンドのキャパの広さで、理屈ではなく楽しめる一枚は間違いない。

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