Ted Nugent - Double Live Gonzo! (1978):
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アメリカンワイルドロッカーと思い描く人も実はそういないが、特に70年代の混沌とした時代に地でそれをやってて成功した人は数少なく、メジャーになると、ステッペンウルフが代表格だけど、飛びきりワイルドだからアメリカの雄のイメージ=野蛮なアメリカ人と思う人はやはりテッド・ニュージェント。
単独では未だに日本でライブをやってない人で90年代にダム・ヤンキースの一員で来日公演したけど、ソロで豪快なライブを見せてもらいたい未だ見ぬ英雄、そしてアメリカ国内で絶大なカリスマ性を誇っているゴンゾーの傑作「Double Live Gonzo!」。
ギブソンのセミアコを持ってバリバリに歪ませてハードロックやる辺りからスケール外れてるし、しかもそれを持った姿が全然セミアコに見えないガタイのデカさがワイルドだが、ちなみにレスポールはミディアムスケールでちょっとガタイの小さい人向け、手の小さい人向けで、それでもギターがデカく見える人もいるけど、この人がレスポール持ったらホントに象さんギターを持った日本人みたいに見えてるだろう、それくらい違和感のないスケールの違い。
ライブ盤はワイルドそのもの。多分走り回ってギター弾いてる感じだけど、ライブのエネルギーが収録されているのでその空気感は面白く、逆に言えばスタジオ盤はどれも同系統の作品なのでアルバムなら「Cat Scratch Fever」が良いが、ベストヒットは分からないが、「グレイト・ゴンゾ ベスト・オブ・テッド・ニュージェント」も出ているから今から聞く人はライブ盤かベスト盤が良い。すっきりした気分になりたかったら是非お試しあれ。

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