Little Feat - Waiting For Columbus (1978):
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1978年に行われたライブより纏めて編集されて同年内にリリースされたライブアルバムの名盤リトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」は自分が一番最初に聴いたリトル・フィートで、この中の曲を何曲か聴いた時に気になって買っているが、今思えば非常にロックな完成のソウルバンドだったからだ。確実にロックフィールドよりニューオリンズなソウル色に染まったバンド。来歴はご存じの通り、ザッパバンドに在籍していてドラッグが止めれなくてバンド辞めたローウェル・ジョージによるバンドで、揃ったメンツが強者だったのでローウェル・ジョージに囚われない事も良かった。
ライブアルバムはアナログ時代は二枚組だけど今はCD二枚組の完全収録バージョン「ウェイティング・フォー・コロンブス」まで登場している程の傑作でDoobie Brothersのメンツがゲスト参加したり、ミック・テイラーがギター弾いてて楽しい雰囲気で楽しめる。そしてこのリズムと雰囲気にやられるし、曲が良いよりもリズムがまったりとしたムーディな雰囲気と実にジャストで、遅くもなく速くもない絶妙なリズムに取り込まれるが、音は言えば好みではないけど心地良いし、他では聴かない音。そういえばタワー・オブ・パワーによるホーンセクションも入っているので盛り上がるしかないくらいで、ギターバトル聴いててもブルースでもないが、妙な心地良さがある。ザッパと通じるモノがここらへんはあるが、もっとアメリカの土着的な香りがする世界で久々に聴いたけど、よく昔この系統の世界にハマらなかったと思うくらいにカッコ良くてつい何度かリピートしてハマれる、アーシーな香りがする。

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