Lenny Kravitz - Are You Gonna Go My Way (1993):
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黒人系ながら普通にロックにカテゴライズされているレニー・クラヴィッツもすでに30年選手で出て来た時の印象とは異なった活動歴を誇っているが、1993年にリリースされた「Are You Gonna Go My Way」こそ多分レニー・クラヴィッツの中で一番売れたアルバムで、巷で流れていたタイトル曲「Are You Gonna Go My Way」のインパクトは一聴してカッコ良いフレーズのロックらしいリフがアルバムを印象付けている。そのおかげで元気でノリの良いロックアルバムの雰囲気だけど2曲目の「Believe」は昔からのノスタルジック色漂う曲を披露されるが、こちらがレニー・クラヴィッツの本領な気がする静と動を持ち合わせた初期の傑作。
この頃既に70年代ロックを漁っていたので「Are You Gonna Go My Way」の有名なリフを聴いた時、Ten Years Afterの名盤「Ssssh」の最初に入っている「Bad Scean」のリフと全く同じで笑ったが、それも偶然と思うし、レニー・クラヴィッツの方がカッコ良いけど、そのおかげで「Are You Gonna Go My Way」はタイトル曲の印象が圧倒的で、意外と初期のジョン・レノンの雰囲気も持ち合わせていたアルバム。
黒くてソウルフルな面を持っているがロックフィールドに上げられて馴染んでいる不思議でもあり、「Are You Gonna Go My Way」は最初のロックなインパクトだけでなくメロウで哀愁漂うアルバムで、タイトル曲「Are You Gonna Go My Way」を飛ばして聴くとアルバムの本質がよく分かる作品で良い。

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