Striker - Eyes in the Night (2010):
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最近ようやく自分にも好みのメタルが存在する事が分かってきたようで、説明出来るほどしっかりと識別できてないけど、知性的と野性的の違いもあり、だからNWOTHMと呼ばれる新ジャンルの世界の音はどれも好みの傾向にある。飽きるのも早いからこれが一番が分かればそれを聴くけど、今のところ一番評判が良いのはEnforcerだが、他のバンドも面白く古い感覚だけど新しいから時代は繰り返すとは言ったものだ。
カナダのStrikerのセカンド・アルバム「Eyes in the Night」は初っ端からメイデン風味なサウンドとワイルドなバンドの音がハートをグイッと鷲掴みにします。昔はこういうのをメタルと言ってたと思いながら今聴くとメタルでもないし、今のバンドだから世界と次元が変わってる事を実感する麺もあり、そんなジジイの話はともかく、ジャケットも安っぽいけど勢いを感じるやる気のある作品で、このダサさが痺れるが、音も裏切る事無く一直線。
歌はハイトーン、ツインギターに速すぎないドラムのサウンドとルート弾き中心のベース、昔風なメタルサウンド、それも緻密よりはラフな音のロック世界で強いて言えばマイケル・シェンカーみたいなギタリスト的こだわりがあってくれると良かったくらいだが、どうしてこんなに古臭い風味の音を出すバンドが突如世界中で出て来るようになったか気になる。シーンはいつもそうだけど世界中から似た系譜の音が出て来るし、そういう風潮だからレーベルが取り上げてリリースしてるかもしれないけど不思議。

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