Fastway - Fastway (1983):
2 Comments

昔雑誌でブリティッシュバンド特集があって、その頃から英国好きの自覚はあったので気にして読んでたが、当時は知らないバンドばかり載ってて、気になって、頭の中にはどこかで見かけたら買えるようにその辺のジャケットが溜め込まれていき、その中に印象的なジャケットもあったけど、説明文と気になるジャケットが合致するのは多くなかった。その点ツェッペリンフォロワーでジャケットがチェッカーズフラグだったからこのFastwayは覚えやすかった。
1983年リリースのデビュー作品「Fastway」のメンツはご存知のように元モーターヘッドのエディ・クラークと元UFOのピート・ウェイだがアルバムをリリースして話題になったのは初めてメジャーに出て来たボーカルのデイヴ・キングのロバート・プラントばりのハイトーンを駆使した歌声で、聴くとAC/DC的な気もするのでツェッペリンクローンでもないけど当時はフォロワーと話題になった。
音的な所では目立つ所もなく70年代英国ロックの雰囲気を出している懐古的なバンドで、UFOの成功は何処へやら、ピート・ウェイも特に目立たずに新人ボーカリストに美味しい所を全て持っていかれてる。ハマると心地良い音世界だろうと、後の楽しみに取っておくが、何の特徴もないハードロックになっておりレースの時のバックに流すコンセプトのようで、疾走感ある曲は良いけどそれだけでもないから悩ましい。

- 関連記事
-
- Girlschool - Hit and Run (1981):
- Fastway - Fastway (1983):
- Tank - Honour & Blood (1984):