Sonja Kristina - Songs From the Acid Folk (1991):
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1991年にリリースされたCurved Airのフロントのお転婆お姫様が時代を経て英国のトラディショナルとアシッド・フォークを交えた華麗なるフォークシンガーになった代物「Songs From the Acid Folk」。1980年にソロ・アルバム「Sonja Kristina」をリリースしているが、そこから更に10年経過して成熟しきったソーニャ・クリスティーナも魅力的で、当時レコード屋をひたすら回って、新譜が出る情報は全然知らなかったにもかかわらず何気なく見つけて、「あのソーニャ・クリスティーナ?」と思いながら凄いハレーションカラーのレコードを買った。しばらくしたらプレミア付いてたから初回限りのリリースだったかもしれないが、現行はジャケットが全然違うフォークなイメージに仕立てあげてる。それ言ったらファーストアルバムの「Sonja Kristina」もジャケット全然違うか。
「Songs From the Acid Folk」は当時は異質感丸出しで、確かにアシッド・フォークであのソーニャ・クリスティーナなのかと何度も確認したが、Curved Airの音楽性は微塵もないサウンドに驚く単なる女性フォークシンガー作品で、それも英国の歌姫達に並ぶ程の浮遊感で、更に言えばCurved Air時代には、ほぼ感じられなかった曲作りも全面的にやっててこれがまたトラディショナルなフォーク。バンド解散後にソロのSSWになって出てくるのも驚くが、この人は以前からギター弾いて歌う人でした。幻のお姫様だったのでネット上でこんなに映像や画像があって驚き見れる事に感動だし、久々に聴いた「Songs From the Acid Folk」はかなりアシッドなフォークだけど心地良く聴けたので耳が肥えたか。

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