The Carpenters - The Best of


姉弟バンドとして多分一番有名なのはホワイト・ストライプスではなくカーペンターズ
ということなので決してアルバムなどを聴いたことはないのだが、何故かベスト盤「青春の輝き?ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ」っつうのはあったりして、70年代ポップシーンを知る人にとっては正に代表格として真っ先に挙げられるグループで、当然ベスト盤って言えば全曲知ってる、っつうくらいのもんだろう。このグループもだな、あのカレン・カーペンターがドラムを叩いているワケで、この手のグループでドラムを叩きながら歌うっつうのも意表を突くことだよ、ホントに。別に自分でドラム叩かなくても良いじゃないか、とか思うのだが…、まぁ、そうやって活動してきたのだからそういうのが自然なんだろうな。その点ではVelvet Undergroundやあホワイト・ストライプスとは違う(当たり前だが)。ま、このギャップが面白いかなと思って取り上げたんだけどさ。
う~ん、知ってる曲って言っても「Yesterday Once More」とかビートルズやその辺のカバー曲くらいで基本的には甘ったるい音なのでダメなんだよな(笑)。ムード歌謡みたいでさ。それでもちょこっと調べてみると所属レーベルであったA&Mのイメージ戦略が古き良きアメリカンムードサウンドってことだったらしくて、もっと色々な音を試したかった兄ちゃんにしてみるとそれ自体がストレスだったようでヤク中になっちゃったみたい。妹はご存じ拒食症だったしねぇ。やっぱりスターってのは命を縮める職業なのかね。
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