Gong - Gazeuse!
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カンタベリー系アヴァンギャルド路線にハメ込むには少々無理があるんだが、まぁ、流れ的によろしいとしようじゃないか。いや、ゴングの話。どっちかっつうとピエール・ムーランのゴングなんだけどさ。時期的にも1976年以降のジャズ・フュージョン化した頃の作品だったりするので少々カンタベリーのジャズロックとは違う。根がカンタベリーだったハズのバンドなので、逆にここまで変わるモノかと思うくらいの意味合いでは良いか。ゴングの遍歴ってのはデヴィッド・アレンから始まってもの凄いことになってるんだよ。簡単に言うとデヴィッド・アレンが率いるゴングっつうのと、このピエール・ムーランが率いるゴングが同時期に活動していたりするのでややこしい。そしてギリ・スマイスの率いるマザー・ゴングっつうのも出てきているのでゴング・ファミリーの活動についてはちょっとマジメに取り組まないとワケのわからん世界になってしまう。故にどのアルバムが…なんてのも一口に言えないものだ。
初期のゴング
そんなゴングの多分傑作だと思う。昔からジャケットはよく見たけどフュージョンチックなのであまり聴かなかったんだよね。ところがまぁ、色々と聴いているうちにこういうのもありか、と聴くようになるものなのだ。以降の「Expresso II」も同様にかなり気合いの入った良い作品だし、その後の「Downwind」もモロに趣味が出た作品だね。ただ時代が遅すぎたかもしれん(笑)。
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