Hydra - Land of Money (1975):
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ハイドラ名を持つアメリカのバンドの1975年にリリースしたセカンドアルバム「Land of Money」のジャケットはヒプノシスのデザインで、英国のハードロックに影響を受けた音を出していたハイドラはさほど知られてもいないバンドだけど、割とアチコチで露出している。CDも出ているので懐かしがる人も多いし、カタログも何となく揃えられるが、昔は何枚もレコードを買えないから聴けてないバンドも多く、友人にカセットテープで貰った記憶があるアルバム。
これがまた変わった音で、英国のロック勢をモチーフにして自分達でやってるけど南部のバンドだから土地柄が出てて、曲やメロディーは英国を狙っているけど、出てくる音は乾いた南部系の音で、伸び伸び歌われて、楽曲も大らかなのでどう聴いてもアメリカだが、曲作りは英国的。南部のサザンロック中心のレーベル、キャプリコーンからのリリースで珍しいバンドで時代が違ったらボン・ジョビ的な音で、ハードロックがカッコ良く、タイトル曲「Land of Money」は相当気合い入ってる。ポール・ロジャースのバドカンが目指した音に近い感じ。

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