Riot - Narita (1979):
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思わぬ人から思わぬ発言が続々と飛び出し、そこにいたメンツは多少驚き喜びながら、更なるバンド名が出てきて話題は盛り上がるが、「Riotの」「お~、懐かしい!」と呼応するメンツ。やや後追いの中にいる自分は一番弱い所と思ったので酒の席だけど猛烈にインプットされ、会話上で「ナリタ」と言ってて「??」。
そんなきっかけで聴いたRiotの1979年リリースのセカンドアルバム「Narita」は、会話上では「どれもフクロウのジャケット」だったけど、アライグマかアザラシのようだがセンスなさすぎるアルバムジャケットのアメリカのバンド。70年代のアメリカのバンドはB級は全然漁った事ないから弱いし、リアルでも通ってないから知らなくて抜けてるが、後追いで追求しなかったから余計にダメで素直に知りません。夜な夜なヘッドフォンでRiotの「Narita」を最初にかけるとイントロのカッコ良さでなく、いきなりキャッチーでポップな歌メロから入る展開で驚いたが、メジャー所ではCheap Trick風味とこの後すぐに出てくるNWOBHMの流れを凄く汲んでる。エッジの立ち方とメロディとメタリックラインがカッコ良いので人気あったと思うが、聴いてすっきりするカッコ良さでギターが粘っこいし、顔で弾いてるスタイルと思う。
期待の「Narita」を聴くとインストで、後追いだからインパクトは強くなかったが、それより冒頭の「Waiting for the Taking」「49er」の方がカッコ良くて「Born To Be Wild」のカバーもスピードアップしててRiotらしい。「Narita」に歌が入ってたら永遠のロックアンセムと思うが、インストだからこのギターのメロディの良さが際立つ。「Narita」は成田=三里塚闘争で、確かに真っ只中の時代だが、妙な所に注目した連中と思う。

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