Stevie Ray Vaughan - Live at Carnagie Hall 1984:

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 ハードにドライブするスカッとしたギターが聴きたかったので大御所登場。Stevie Ray Vaughanのライブアルバム発掘盤「Live at Carnegie Hall」。1997年にリリースされている。SRVが30歳になった記念日にカーネギーホールでライブを行って、いつものトリオ編成から兄貴他のゲスト陣に加えてブラスセクションを迎えた誕生日イベントライブで、全部じゃないけど曲数も入っている。

 1984年のライブだからセカンド・アルバム「Couldn't Stand the Weather」を出した後で、何気なく聴くと、相変わらずハードにラフにドライブしたギターでホントにスカッとするギター。ストラトの音色を使い分けて音を使い倒し、更にフレーズのスピードや指さばきの華麗さが心地良い。これだけライブでグイグイやってるのを記録している作品もそう多くない。調子良くなさそうだったり、ビデオも今一歩の記録が多いから、本作はノリノリの状況をきちんと聴けるライブ盤。

 一体どうやって弾いてるのか、から始まる冒頭から圧倒のライブ。その前にジョン・ハモンドの紹介MCからも格式あるカーネギーで、ブルースを知らしめる事に貢献した男の紹介でありがたき登場。そういうお膳立ては存分に出来上がっていたから特別視されていたショウ。その期待を裏切ること無くギターで泣かせるプレイは凄いの一言に尽きる。何気にカバー曲も多く、SRVのルーツも見えるので頼もしい。今でもSRVフォロワーはたくさんいるけど、オリジネイターの迫力とプレイに比べるとまだまだと思う。





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フレ
Posted byフレ

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