Psychic TV - Dreams Less Sweet
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アヴァンギャルドサウンドっつうのは何のためにやってるのか…、リスナーのことなどさほど重要視していないしやっぱり演奏する側のワガママと意思の強さなんだろう。それが凄いことに才能のある人間の音だったりすると芸術に昇華するというのも不思議なのだが、この分野のサウンドの主の代表格には有名なジョン・ケージ
がいたりする。それからやっぱりドイツのカン
とかそれに近いものがあるし、我が日本では灰野敬二
や裸のラリーズ
と言ったところか。マイナーならば突然段ボールや非常階段なんてのもそういう部類なのだろうが…。それらの原点でもあるバンドはと言えばやはり英国のスロッビング・グリッスル
というバンドでそこから派生したと言うか独立していったカリスマのジェネシス・P=オリッジ率いるサイキックTV
というバンドもある種一世を風靡したのかもしれない。

Essential Industrial Masters
Origin of the Species
EP
サイキックTVとの出会いは何故かリアルタイムだったりして、別に興味があったワケじゃなくってパンクってどんなん?みたいに漁ってた時期に被ってくるんだよね。その頃の雑誌とかでは今のパンクはこれだ!みたいにサイキックTVが取り上げられていたりして、しかもアルバムがこの「Dreams Less Sweet」なんだよ。だから当時貸しレコで借りてきてたような気がする。よくこんなもん置いてあったよな(笑)。いやぁ、もちろんさっぱり理解できなくて無駄金払わされた~って地団駄踏んでました。
その中味はと言えば、アヴァンギャルドだからさ、当然効果音と呪文みたいなもんで、曲なんかではないのだ。その昔のスロッビング・グリッスルでは工業ノイズとかテーマが決まってたからまぁそれはそれでっていう感じだけどこっちはもう完全に儀式のための効果音、ってのだからかなり危ない。でもこのアルバムが一番まともに音楽的価値を語れるもので、他はそのレベルまで達する以前のお話らしい。しかも怖いことにこのセカンドアルバムは確かCBSからリリースされていたような気がする。ファーストもどこか大手レコード会社からのリリースだったし、まぁ怖いもんだよなぁ。80年代初頭のバブリー期とは言え、もの凄い挑戦だったと思う。そしてもっと怖いのはこういったサウンドと形式にハマり込んでいく輩が割と多くいたってことだ。90年代に入り時代が病んでくるとここらから影響を受けたミュージシャンが今度はカリスマになっていく…。う~む、やっぱりヨーロッパの伝統は深い。
そして今、彼等のCDを手に入れるのはかなり至難の業らしい。進行形の彼等はライブアルバムをひたすら垂れ流しているが、どんなライブなのか?雰囲気だけで引っ張れるものなのか、なかなか気にはなるもんだが…。サウンド的には初期はひたすらノイズ系なのだがハウスサウンドと出逢ってからは完全にアシッドハウスの世界に行っているのでサウンドには大幅な変化が生じているようだ。





サイキックTVとの出会いは何故かリアルタイムだったりして、別に興味があったワケじゃなくってパンクってどんなん?みたいに漁ってた時期に被ってくるんだよね。その頃の雑誌とかでは今のパンクはこれだ!みたいにサイキックTVが取り上げられていたりして、しかもアルバムがこの「Dreams Less Sweet」なんだよ。だから当時貸しレコで借りてきてたような気がする。よくこんなもん置いてあったよな(笑)。いやぁ、もちろんさっぱり理解できなくて無駄金払わされた~って地団駄踏んでました。
その中味はと言えば、アヴァンギャルドだからさ、当然効果音と呪文みたいなもんで、曲なんかではないのだ。その昔のスロッビング・グリッスルでは工業ノイズとかテーマが決まってたからまぁそれはそれでっていう感じだけどこっちはもう完全に儀式のための効果音、ってのだからかなり危ない。でもこのアルバムが一番まともに音楽的価値を語れるもので、他はそのレベルまで達する以前のお話らしい。しかも怖いことにこのセカンドアルバムは確かCBSからリリースされていたような気がする。ファーストもどこか大手レコード会社からのリリースだったし、まぁ怖いもんだよなぁ。80年代初頭のバブリー期とは言え、もの凄い挑戦だったと思う。そしてもっと怖いのはこういったサウンドと形式にハマり込んでいく輩が割と多くいたってことだ。90年代に入り時代が病んでくるとここらから影響を受けたミュージシャンが今度はカリスマになっていく…。う~む、やっぱりヨーロッパの伝統は深い。
そして今、彼等のCDを手に入れるのはかなり至難の業らしい。進行形の彼等はライブアルバムをひたすら垂れ流しているが、どんなライブなのか?雰囲気だけで引っ張れるものなのか、なかなか気にはなるもんだが…。サウンド的には初期はひたすらノイズ系なのだがハウスサウンドと出逢ってからは完全にアシッドハウスの世界に行っているのでサウンドには大幅な変化が生じているようだ。
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