Michael Bloomfield - Blues Gospel & Ragtime Guitar Instrumentals
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同じくバターフィールド・ブルース・バンドの看板ギタリストだったマイク・ブルームフィールドだが、1969年までは正しくギターヒーローに相応しい活動とギタープレイを聴かせてくれていて、名盤「Super Session」と「フィルモアの奇蹟」については最早言うまでもないだろう。しかしこの人もそれ以降はどんどんとアメリカ人的なサウンドを追求していく傾向にあり、やはりカントリーやケイジャン、ブルースゴスペルやラグタイムなどと言った多様な音楽を奏でていったのである。

「Blues Gospel & Ragtime Guitar Instrumentals」。多分、全くメジャーではない作品で、CDがリリースされたのは1993年、もちろん彼の死後にリリースされたものなんだけど上手く纏め上げてあってさ、インストものばかりを集めたもので、しかもそれが全てブルースとは離れた音楽ばかり収録しているので一気に彼の違う側面を聴くことのできるもの。そして何よりもとってもリラックスして聴ける作品として仕上がっているっつうことが重要なんだよな。正にブルースゴスペルから始まって軽いブルース的インストゥルメンタル、そしてどこか気怠さの漂うラグタイム…、巧いなぁ、ギター。ホントに。やっぱりギターを教えていただけのことはあってマルチに多様な音楽を弾きこなせるし、ギター雑誌の教則本への提供までしていたのでさすがに見事なプレイ。この辺が独りよがり的じゃなくって良いな。そんなこと知らなくてもこの作品はギターインストものとして多彩なジャンルを楽しめるもので、全曲ギターでコピーできたら多分相当巧いギタリストになれる(笑)。
エルヴィン・ビショップと同じようにアメリカンミュージックへの回帰をしているんだけどその取り組み方が全く異なっていて、マイク・ブルームフィールドの方はルーツに忠実に立ち返って探求していくというような感じで、編集盤ながらもこの作品を気怠い午後に流していると心地良いので結構流れている回数が多い作品。この人の場合、他にも色々と怪しげな作品が出ていてなかなか満足できるものは少ないんだけど、この編集盤はホント、凄く良い。あぁ音楽っていいなぁ~って思うもん。ライ・クーダーとかもそうなんだけどね。



「Blues Gospel & Ragtime Guitar Instrumentals」。多分、全くメジャーではない作品で、CDがリリースされたのは1993年、もちろん彼の死後にリリースされたものなんだけど上手く纏め上げてあってさ、インストものばかりを集めたもので、しかもそれが全てブルースとは離れた音楽ばかり収録しているので一気に彼の違う側面を聴くことのできるもの。そして何よりもとってもリラックスして聴ける作品として仕上がっているっつうことが重要なんだよな。正にブルースゴスペルから始まって軽いブルース的インストゥルメンタル、そしてどこか気怠さの漂うラグタイム…、巧いなぁ、ギター。ホントに。やっぱりギターを教えていただけのことはあってマルチに多様な音楽を弾きこなせるし、ギター雑誌の教則本への提供までしていたのでさすがに見事なプレイ。この辺が独りよがり的じゃなくって良いな。そんなこと知らなくてもこの作品はギターインストものとして多彩なジャンルを楽しめるもので、全曲ギターでコピーできたら多分相当巧いギタリストになれる(笑)。
エルヴィン・ビショップと同じようにアメリカンミュージックへの回帰をしているんだけどその取り組み方が全く異なっていて、マイク・ブルームフィールドの方はルーツに忠実に立ち返って探求していくというような感じで、編集盤ながらもこの作品を気怠い午後に流していると心地良いので結構流れている回数が多い作品。この人の場合、他にも色々と怪しげな作品が出ていてなかなか満足できるものは少ないんだけど、この編集盤はホント、凄く良い。あぁ音楽っていいなぁ~って思うもん。ライ・クーダーとかもそうなんだけどね。
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