2021-11-04

Greg Lake - From the Beginning:

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　キング・クリムゾンのオリジナルメンバーだったグレッグ・レイクと同じくプログレの代表格となっているEL&Pのグレッグ・レイクが同一人物だとは驚きだったが、もちろん後追いなのでその辺の歴史的な部分がごっちゃになってて、クリムゾンやEL&Pは同時代のバンドと思ってた。それに気付いた時、グレッグ・レイクは凄い人で、ふたつの偉大なバンドのオリジナルメンバーと感激してて、バンドは一回組んだらずっとそのままと思ってたからジャズみたいにリーダーが変わってメンバーが替わる感覚はなかったが、クリムゾンの歴史を見ると全アルバム同じメンバーがない。なんじゃこりゃ？が先だった。

　そんな中、グレッグ・レイクのベーシストとしての認識はジョン・ウェットンと似ていて、ベーシストだけどギター弾いて歌も歌うミュージシャン。この人もキャリア長いから色々やってるけどクリムゾンの最初のベースの凄さが印象的で、そういうべーシストの走りで、EL&Pになってからもプログレベース路線だけど、この人がロックしてた面も大きい。音楽的と言うよりもロックで、面白いコトに80年代のスーパーグループのエイジアにもジョン・ウェットンが来日公演前に離脱して、その代役を努めた時に一瞬だけ参加している。すぐレイクも脱退してしまうとまたジョン・ウェットンが復活する顛末があり、どことなく二人の役割が似通っているのも面白い。

　しかしこの人、ハードロッカー達からも引っ張りだこ状態でゲイリー・ムーアともアルバム作ってるし、エマーソン・レイク＆コージー・パウエルもある一方で、リンゴ・スターのオールスターバンドにも参加して、昔の名前の人になってるが、面白いトコロではザ・フーのベスト盤に収録された新曲にも参加しているから、やはりロッカーの血が騒ぐのか、はたまたどういう繋がりがあったのか疑問だが驚いた。