Eurythmics - Sweet Dreams (1983):
2 Comments

アニー・レノックスがロックシーンで名を上げたフレディ・マーキュリー追悼コンサートの出演。デヴィッド・ボウイとコラボレーションによる強烈なインパクトを放った演出が今でも目に焼き付いているが、もともと英国的ビッグイベントには必ず出演しているから彼女へのリスペクトが表れている。
彼女の存在が広まった理由は栄光の80年代、時は1983年にリリースされたユーリズミックスのセカンドアルバム「Sweet Dreams」に収録されていたタイトル曲「Sweet Dreams」の大ヒット。MTV進出を果たし、そのバイセクシャル性が妙に目を引いたPVが印象的。サウンドも当時のままで語るなら、機械的で人間味がないがキャッチーでクールだった。インテリアミュージックとも形容されていたけど、言い得て妙なり。これほどシンセサイザーにスポットを当てながらテクノポップと異なるヒューマンタッチのアニー・レノックスのボーカル。それもかなりソウルフルな歌い方をする彼女の声と無機質なサウンドの融合が面白味を増している。三枚目の「Touch」も更に洗練されたサウンドでアルバムジャケットが印象的で面白い。一言で言えばカッコ良い。
1981年のアルバムデビューから1990年の第一次解散期までの間にアルバム7枚+ベスト盤をリリースしている楽曲の多さ。シングルで追いかけていたのでアルバム数の多さは意識しなかった。最近新たなベスト盤がリリースされ、PVを多数収録したDVDも同時発売されているので楽しみたい。更にアニー・レノックスのソロアルバムも良いのでいずれまた。

- 関連記事
-
- Howard Jones - Human's Lib (1984):
- Eurythmics - Sweet Dreams (1983):
- Arcadia - So Red The Rose (1985):