Albert King & Stevie Ray Vaughan - In Session
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クラプトンもミック・ジャガーもキース・リチャーズも黒人ブルースに憧れて自らが徐々に大物になっていく過程でそのファーザーであるホンモノの黒人ブルースマンとセッションを行うようになり、そして大御所となったブルースマン達は後に彼等がいなけりゃとうに乞食になってた、と語っている。そしてアメリカでももちろん悪魔の音楽ブルースに憧れた若者が当時から少数ながら存在していて、その一例がポール・バターフィールドだったりマイク・ブルームフィールドだったりする。そして実は70年代初頭からそんな黒人ブルースマンのひしめくスタジオに出入りしていたテキサスの少年がリトル・スティーヴィーと呼ばれていた白人だ。そう、スティーヴィー・レイ・ヴォーンその人です。

そのスティーヴィー・レイ・ヴォーンがデビュー直後くらいに既に大いなる影響を受けたブルースマン、アルバート・キングとラジオ番組の企画モノながらもセッションした「イン・セッション」、しかもアルバムとしてリリースされているのは実に喜ばしいことだ。ボウイの「Let's Dance」でアルバート・キングみたいに弾いているヤツは誰だ?と話題になり、その後すぐに当の本人とのセッションなワケだから面白い。しかし今聴き直してみてもこのセッションは素晴らしい魂が漲ってるね。アルバート・キングのトーンと奏法は一発でそれとわかるもので、指でのピッキングが優しくマイルドに音を鳴らしているし、そしてまたあのいやらしいビブラートも良いのだなぁ。一方でもちろんそれほど出番が多くないスティーヴィー・レイ・ヴォーンだが、いやぁ、しっかりと乾いたサウンドで存在をアピールしているね。バッキングで聴けるフレーズなんかもなかなか芸が細かくて聞き逃せないところが普通のブルースマンとは違うトコロだね。ジャケットはダサいけど中身は結構な熱いセッションが詰め込まれている一枚。貴重なセッションだ。
クラプトンは若い頃にフレディ・キングとのセッションで腕を磨き、BBキングとのセッションで成熟させた。スティーヴィー・レイ・ヴォーンはもちろん数々のセッションに参加していたけど、まともにこうして残っている音源はそう多くない。あ~、ブルースっていいなぁ。朝聴いても夜聴いても落ち着く音楽。心を委ねられるっていうのかね、そういうサウンド。
バーボン一杯奢って♪みたいな感じかな(笑)。しかしYouTubeって凄いな、この時の映像ってあるんだ…。


そのスティーヴィー・レイ・ヴォーンがデビュー直後くらいに既に大いなる影響を受けたブルースマン、アルバート・キングとラジオ番組の企画モノながらもセッションした「イン・セッション」、しかもアルバムとしてリリースされているのは実に喜ばしいことだ。ボウイの「Let's Dance」でアルバート・キングみたいに弾いているヤツは誰だ?と話題になり、その後すぐに当の本人とのセッションなワケだから面白い。しかし今聴き直してみてもこのセッションは素晴らしい魂が漲ってるね。アルバート・キングのトーンと奏法は一発でそれとわかるもので、指でのピッキングが優しくマイルドに音を鳴らしているし、そしてまたあのいやらしいビブラートも良いのだなぁ。一方でもちろんそれほど出番が多くないスティーヴィー・レイ・ヴォーンだが、いやぁ、しっかりと乾いたサウンドで存在をアピールしているね。バッキングで聴けるフレーズなんかもなかなか芸が細かくて聞き逃せないところが普通のブルースマンとは違うトコロだね。ジャケットはダサいけど中身は結構な熱いセッションが詰め込まれている一枚。貴重なセッションだ。
クラプトンは若い頃にフレディ・キングとのセッションで腕を磨き、BBキングとのセッションで成熟させた。スティーヴィー・レイ・ヴォーンはもちろん数々のセッションに参加していたけど、まともにこうして残っている音源はそう多くない。あ~、ブルースっていいなぁ。朝聴いても夜聴いても落ち着く音楽。心を委ねられるっていうのかね、そういうサウンド。
バーボン一杯奢って♪みたいな感じかな(笑)。しかしYouTubeって凄いな、この時の映像ってあるんだ…。
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