U.K. - Live In Boston
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U.K. - Live In Boston (1978)

U.Kの1978年のボストンのライブ盤「Live In Boston」が1999年にオフィシャルリリースされているが、他にも幾つか怪しげなCDも含めてリリースされている。「Live In Boston 1978」は「Forever Until Sunday」が一曲多くてお得に見えるから困る。元々がラジオ放送用音源なので抜群の音質で残されてて古くから知られているライブ、しかも演奏の出来映えが強烈なインタープレイばかりなのでオフィシャルライブでも十二分に通用するレベル。
1978年9月のライブなので、期待通り最初期のU.Kのメンバー編成のまま、つまり、Bill Bruford、John Wetton、Allan Holdsworth、Eddie Jobsonの4名がそもそも超強烈。U.S.Aクリムゾンのフリップの代わりにホールズワースと言える布陣で、楽曲は歌中心的に流れてはいるものの、ジョン・ウェットンのあのくぐもった歌声にブラッフォードのパーカッシブなドラムだけで、あのクリムゾン的戦慄が漂い、エディ・ジョブソンのバイオリンとオルガンが強烈さとマイルドさを注ぎ込む素晴らしさ。ホールズワースの縦横無尽なギタープレイぶりはU.Kで大いに発揮され、アルバムの左側で器用な音がずっと鳴っている。
セットリストにはホールズワースとブラッフォードが不在となったセカンドアルバム「Danger Money」に収録される曲が3曲も演奏されており、トリオ編成とは異なる、つまりギター入りのセカンド楽曲があり、またドラムもボジオとは全く異なる個性のブラッフォードだから旋律はそのままながら質感も演奏も違うパターンが聴けて惹き込まれる。そもそも演奏能力が高いから惹き込まれる上に、その違いも気になるから比べてしまい、もっと過敏に聞かざるを得ない。唯でさえ頼もしい演奏のライブアルバムで、そんな面白味まで加わったらとてつもなく楽しめる作品だからもっと知られても良いが、実際どういう立ち位置かは知らないまま。
普通にU.S.Aクリムゾンの変形と捉えても凄いし、U.Kの全盛期ライブと捉えても素晴らしく、各人が本領発揮している成熟している頃のライブだからテクニックとぶつかり合いは当然ながら、バンド内のアンサンブルも超高次レベルで凄まじくテンション高く楽しめる。ライブで聴いててもどうやってリズム取っているか不明な箇所もあるし、常人を軽く超越した全身楽器な方々による凄まじいプレイには全く脱帽。

U.Kの1978年のボストンのライブ盤「Live In Boston」が1999年にオフィシャルリリースされているが、他にも幾つか怪しげなCDも含めてリリースされている。「Live In Boston 1978」は「Forever Until Sunday」が一曲多くてお得に見えるから困る。元々がラジオ放送用音源なので抜群の音質で残されてて古くから知られているライブ、しかも演奏の出来映えが強烈なインタープレイばかりなのでオフィシャルライブでも十二分に通用するレベル。
1978年9月のライブなので、期待通り最初期のU.Kのメンバー編成のまま、つまり、Bill Bruford、John Wetton、Allan Holdsworth、Eddie Jobsonの4名がそもそも超強烈。U.S.Aクリムゾンのフリップの代わりにホールズワースと言える布陣で、楽曲は歌中心的に流れてはいるものの、ジョン・ウェットンのあのくぐもった歌声にブラッフォードのパーカッシブなドラムだけで、あのクリムゾン的戦慄が漂い、エディ・ジョブソンのバイオリンとオルガンが強烈さとマイルドさを注ぎ込む素晴らしさ。ホールズワースの縦横無尽なギタープレイぶりはU.Kで大いに発揮され、アルバムの左側で器用な音がずっと鳴っている。
セットリストにはホールズワースとブラッフォードが不在となったセカンドアルバム「Danger Money」に収録される曲が3曲も演奏されており、トリオ編成とは異なる、つまりギター入りのセカンド楽曲があり、またドラムもボジオとは全く異なる個性のブラッフォードだから旋律はそのままながら質感も演奏も違うパターンが聴けて惹き込まれる。そもそも演奏能力が高いから惹き込まれる上に、その違いも気になるから比べてしまい、もっと過敏に聞かざるを得ない。唯でさえ頼もしい演奏のライブアルバムで、そんな面白味まで加わったらとてつもなく楽しめる作品だからもっと知られても良いが、実際どういう立ち位置かは知らないまま。
普通にU.S.Aクリムゾンの変形と捉えても凄いし、U.Kの全盛期ライブと捉えても素晴らしく、各人が本領発揮している成熟している頃のライブだからテクニックとぶつかり合いは当然ながら、バンド内のアンサンブルも超高次レベルで凄まじくテンション高く楽しめる。ライブで聴いててもどうやってリズム取っているか不明な箇所もあるし、常人を軽く超越した全身楽器な方々による凄まじいプレイには全く脱帽。
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