Eric Clapton - With George



ロジャー・ウォーターズがピンク・フロイド離脱後の1984年に初めてリリースしたソロアルバム「ヒッチハイクの賛否両論」
で、クラプトンだが、多数のソロアルバムをリリースしているし今でも精力的に活動している、もはやバリバリのベテランアーティストで一般大衆にも知られた人になっているので細かい事は抜きで大丈夫だけど、ソロアルバムで凄い名作って何かあったかなぁって考えてみるとあまり思い当たらなくて、好きなのはやっぱりクリームくらいになってしまうのだった。あとは黒人ブルースマンとのセッションやジョージ・ハリスンとの来日公演を収録したライブアルバムでの演奏だったりする。ジョージ・ハリスンとの日本公演は自分も見に行ったけど、たまたま一番良い演奏だった日みたいで、クラプトンが何かの曲を演奏した後に感極まってベーシストのネーザン・イーストと抱き合ってたシーンを見ていた。いいライブだったな。…と思ってて何年かしたらリリースされたのがこのジョージの「ライブ・イン・ジャパン」
なんか取り留めのない文章になってしまったが、クラプトンはやはりセッション活動のリラックスした単にギタリストとしての参加の方がかっこいいんだよなぁ。映像だとBBキング達との「スーパーセッション」やベックとの「シークレットポリスマンズコンサート」、CDだとフレディ・キングとのセッションを収めた「Freddie King 1934-1976」はスリリングな緊張感が良かったし、ストーンズのライブに飛び入りした時のジャムとかも凄く良い。「いとしのレイラ」ってのも結局セッションに近いものを収めたアルバムだし、何かそんなイメージだなぁ。