Five Day Week Straw People - Five Day Week Straw People
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Five Day Week Straw People - Five Day Week Straw People (1968)

英国ロックを支えていたミュージシャンは売れていた人はともかくながら、そうでもなかった人たちは当然仕事なのでアチコチで演奏していかないと食えなくなるのはあっただろうからか、意外な所で意外な繋がりを見せたり、人間関係やレーベル含めての関係性も読み解いていくと面白いのは面白いが、いい加減それも探求し切れなくなってきた。興味と言うかキリが無くなってくるのと記憶力の衰えもあって、この人あそこにいた人だ、あのバンドの云々みたいなのがパッと思い出せなくなってきてて結構辛くなってきたから余計に時間がかかってしょうがない。それでもどこか記憶にある名前の繋がりがあるので、何となく紐解いていく癖は抜けないだろうが、本日もTommorowあたりをと思いつつも、聴いててあまり興味をソソらなかったので何かないかと思ってふとジョン・デュ・カンと言えば何やらサイケデリックなバンドがひとつあったとうろ覚えながら探していって当てたのがFive Day Week Straw Peopleなるバンド。
1968年にリリースされた唯一作「Five Day Week Straw People」はジョン・デュ・カン的に書けば元々のガレージバンドのThe Attackが暗雲に乗り上げ、レーベルから時代に合わせたサイケなアルバムを作ってくれと言われて、サラッと作り上げて4時間で録音してしまったと言われるアルバム。その割には随分とギターも出来上がったフレーズが奏でられているので、元々のアイディアの良さや昔のバンドで使われなかったリフなども持ち込んでいたのだろうか。この時代にしては随分と攻撃的でアグレッシブなハードなギタープレイが印象的なので、結構なセンスの持ち主感は伝わってくる。この後ジョン・デュ・カンはアンドロメダを結成して、これもまた瞬殺されてアトミック・ルースターに参加していくので、この辺りの身の振り方の早さはさすが。当時の相方だったベースのミック・ホークスワースも元々のバンドメイトでここでも一緒に活動して、アンドロメダでも一緒だったようだ。その後はFuzzy Duckに進むのでこの人はこの人で英国ハードロック路線のベーシストの裏方街道を歩んでいる。
さて、そのアルバム「Five Day Week Straw People」がサイケデリックに彩られたアルバムだったかとなると実はそこまででもなく、確かに雰囲気やメロディの組み立て方や歌い方、効果音の使い方はサイケデリック時代そのままを踏襲しているが、元々がハードロック好きだからか結構ギター弾きまくりのプレイも多く、そのフレーズはさすがにペンタトニックではないのでブルース・ロックには聴こえないが、相当に弾いているから面白い。ただ、歪んだ音ではないのでアグレッシブなスタイルには聴こえない、つまりサイケデリック的なユラユラ感やペケペケ感的に弾いているような感じ。ただ、ジョン・デュ・カンやらアンドロメダ的な音を意識しなければかなりサイケデリック風味ながらもロックに寄った感触の強いアルバムに聴こえるからレベルはそこそこ高い作品に仕上がっている気がする。自分も昔何でも面白そうなの手に入れてしまえ、と雰囲気でレコードやCDを買っていた時に、この作品のジャケットを見て、やや訝しんだものの安かったのもあって買ってしまったものだ。何度も聴かなかったが、どこか面白い音は鳴ってるとの印象はあり、後々にジョン・デュ・カンが参加した作品と知って改めて聴き直したりはしていた。
さすがにマイナーなのか2000年頃までCDでも再発されなかったようで、自分がCDを入手出来た時期がようやくアナログ以来初の再発売だったらしいが、出されたら早いもので、2002年頃にはオリジナルアルバム曲全てに加えてThe Attack時代のアルバム丸ごとボーナス・トラックとして加えたバージョンでも発売されているらしい。その後は2007年頃にオリジナル曲に加えてシングル2曲が追加されたアイテムも出ているが2018年になってようやくリマスタリングされたようだ。リマスタリングしたからと言ってそこまで音色が変わるような気もしないのでThe Attackと一緒に収録されているアイテムが一番オトクな感じだろう。

英国ロックを支えていたミュージシャンは売れていた人はともかくながら、そうでもなかった人たちは当然仕事なのでアチコチで演奏していかないと食えなくなるのはあっただろうからか、意外な所で意外な繋がりを見せたり、人間関係やレーベル含めての関係性も読み解いていくと面白いのは面白いが、いい加減それも探求し切れなくなってきた。興味と言うかキリが無くなってくるのと記憶力の衰えもあって、この人あそこにいた人だ、あのバンドの云々みたいなのがパッと思い出せなくなってきてて結構辛くなってきたから余計に時間がかかってしょうがない。それでもどこか記憶にある名前の繋がりがあるので、何となく紐解いていく癖は抜けないだろうが、本日もTommorowあたりをと思いつつも、聴いててあまり興味をソソらなかったので何かないかと思ってふとジョン・デュ・カンと言えば何やらサイケデリックなバンドがひとつあったとうろ覚えながら探していって当てたのがFive Day Week Straw Peopleなるバンド。
1968年にリリースされた唯一作「Five Day Week Straw People」はジョン・デュ・カン的に書けば元々のガレージバンドのThe Attackが暗雲に乗り上げ、レーベルから時代に合わせたサイケなアルバムを作ってくれと言われて、サラッと作り上げて4時間で録音してしまったと言われるアルバム。その割には随分とギターも出来上がったフレーズが奏でられているので、元々のアイディアの良さや昔のバンドで使われなかったリフなども持ち込んでいたのだろうか。この時代にしては随分と攻撃的でアグレッシブなハードなギタープレイが印象的なので、結構なセンスの持ち主感は伝わってくる。この後ジョン・デュ・カンはアンドロメダを結成して、これもまた瞬殺されてアトミック・ルースターに参加していくので、この辺りの身の振り方の早さはさすが。当時の相方だったベースのミック・ホークスワースも元々のバンドメイトでここでも一緒に活動して、アンドロメダでも一緒だったようだ。その後はFuzzy Duckに進むのでこの人はこの人で英国ハードロック路線のベーシストの裏方街道を歩んでいる。
さて、そのアルバム「Five Day Week Straw People」がサイケデリックに彩られたアルバムだったかとなると実はそこまででもなく、確かに雰囲気やメロディの組み立て方や歌い方、効果音の使い方はサイケデリック時代そのままを踏襲しているが、元々がハードロック好きだからか結構ギター弾きまくりのプレイも多く、そのフレーズはさすがにペンタトニックではないのでブルース・ロックには聴こえないが、相当に弾いているから面白い。ただ、歪んだ音ではないのでアグレッシブなスタイルには聴こえない、つまりサイケデリック的なユラユラ感やペケペケ感的に弾いているような感じ。ただ、ジョン・デュ・カンやらアンドロメダ的な音を意識しなければかなりサイケデリック風味ながらもロックに寄った感触の強いアルバムに聴こえるからレベルはそこそこ高い作品に仕上がっている気がする。自分も昔何でも面白そうなの手に入れてしまえ、と雰囲気でレコードやCDを買っていた時に、この作品のジャケットを見て、やや訝しんだものの安かったのもあって買ってしまったものだ。何度も聴かなかったが、どこか面白い音は鳴ってるとの印象はあり、後々にジョン・デュ・カンが参加した作品と知って改めて聴き直したりはしていた。
さすがにマイナーなのか2000年頃までCDでも再発されなかったようで、自分がCDを入手出来た時期がようやくアナログ以来初の再発売だったらしいが、出されたら早いもので、2002年頃にはオリジナルアルバム曲全てに加えてThe Attack時代のアルバム丸ごとボーナス・トラックとして加えたバージョンでも発売されているらしい。その後は2007年頃にオリジナル曲に加えてシングル2曲が追加されたアイテムも出ているが2018年になってようやくリマスタリングされたようだ。リマスタリングしたからと言ってそこまで音色が変わるような気もしないのでThe Attackと一緒に収録されているアイテムが一番オトクな感じだろう。
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