Tempest - Tempest
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ホールズワース繋がりということであと一枚だけ書いておこう。いや、別にホールズワース先生のことを凄く好きだとか言うのではなくって、単にこの人を線で繋いでいくと実に色々なバンドに在籍していたんだなぁと言うことがよくわかって、あっちこっちのバンドに繋ぎやすいだけです(笑)。ソフト・マシーンの後だからゴングでもニュークリアスでも行けたんだけど、とりあえずその前に今出さないとちょっとチャンスなくなるかなぁってところで、大英帝国の誇りが脈打つ偉大なるバンド、テンペストってところだ。

ご存じジョン・ハインズマンがコロシアム解体後に組んだバンドで、このバンドの後にはコロシアムIIを組むのだからその隙間ってワケだな。しかし単なる隙間として聴いてはいけないくらいのテンションの高さが保たれていて、アルバムが二枚リリースされているんだけど、最初のアルバムが1972年に発表、メンバーはホールズワースさんと同じコロシアムのマーク・クラーク、後にジューシー・ルーシーで活躍することになるポール・ウィリアムズの4人で結成されている。いやぁ、このファーストアルバムがホールズワースさん云々はもちろんあるんだけど、音が凄い。とにかく大掛かりなハードロックっつうかドタバタ劇のジャズロックっつうかかなり王道を歩んでいるハードロックで…ってさ、ハードロックってのは普通ギターが歪んでいて重いことが重要だったりするんだけど、ホールズワースさんが正にそれをやっていて、さらに高速速弾きをカマしていて、まぁ、時代が時代だったからヴァン・ヘイレン以上のインパクトだったハズなのだが、あまりにもシーンに登場するには早すぎた感じなのかな。思い切りロックしているホールズワース先生最後の作品。それはともかくどの曲も英国的な香りに包まれた雰囲気が漂っていてちょっと重いけど良いねぇ。
この後のセカンドアルバムは1974年にリリースってことでギターはオリー・ハルソールに交代、そしてポール・ウィリアムズも脱退しているのでトリオ編成になってしまう。そのセカンドアルバムはややポップになったかなという感じだが、それはまたいずれとして、何と驚くべきことにホールズワースが脱退する直前にオリー・ハルソールが参加してツインギターになった時期が一瞬だけあって、それがちょっと前にCDリリースされているらしい。「アンダー・ザ・ブロッサム~ジ・アンソロジー(紙ジャケット仕様)」。BBCのライブ音源を収録しているらしくて、これまだ聴いてないけど凄そうだな。



ご存じジョン・ハインズマンがコロシアム解体後に組んだバンドで、このバンドの後にはコロシアムIIを組むのだからその隙間ってワケだな。しかし単なる隙間として聴いてはいけないくらいのテンションの高さが保たれていて、アルバムが二枚リリースされているんだけど、最初のアルバムが1972年に発表、メンバーはホールズワースさんと同じコロシアムのマーク・クラーク、後にジューシー・ルーシーで活躍することになるポール・ウィリアムズの4人で結成されている。いやぁ、このファーストアルバムがホールズワースさん云々はもちろんあるんだけど、音が凄い。とにかく大掛かりなハードロックっつうかドタバタ劇のジャズロックっつうかかなり王道を歩んでいるハードロックで…ってさ、ハードロックってのは普通ギターが歪んでいて重いことが重要だったりするんだけど、ホールズワースさんが正にそれをやっていて、さらに高速速弾きをカマしていて、まぁ、時代が時代だったからヴァン・ヘイレン以上のインパクトだったハズなのだが、あまりにもシーンに登場するには早すぎた感じなのかな。思い切りロックしているホールズワース先生最後の作品。それはともかくどの曲も英国的な香りに包まれた雰囲気が漂っていてちょっと重いけど良いねぇ。
この後のセカンドアルバムは1974年にリリースってことでギターはオリー・ハルソールに交代、そしてポール・ウィリアムズも脱退しているのでトリオ編成になってしまう。そのセカンドアルバムはややポップになったかなという感じだが、それはまたいずれとして、何と驚くべきことにホールズワースが脱退する直前にオリー・ハルソールが参加してツインギターになった時期が一瞬だけあって、それがちょっと前にCDリリースされているらしい。「アンダー・ザ・ブロッサム~ジ・アンソロジー(紙ジャケット仕様)」。BBCのライブ音源を収録しているらしくて、これまだ聴いてないけど凄そうだな。
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