Queen + Paul Rodgers - Super Live In Japan 2005
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Queen + Paul Rodgers - Super Live In Japan 2005

2005年10月26日はQueen+Paul Rodgersの初来日公演初日のライブに行ってきたらしいが、確かさいたまスーパーアリーナで開場から入って、ステージ右脇の上部で見ていた気がする。もちろんクイーンが好きでフレディの死もリアルタイムで知ったし、そこから伝説になっていったクイーンも見ていた。それがまさかまさかのポール・ロジャースとの合体劇には驚いた反面、どういう風になるのだろうか、確かにポール・ロジャースなら歌えるし弾けるだろうから案外クイーン側が食われてしまうのかもしれないなどと妄想が膨らんでいたが、それを実際に生で見れたのは嬉しかった。しかも想像をとんでもなく上方に超えてのぶっ飛び感で見られたのはさすがのパフォーマンスと唸らされた。そういえばその時のライブは録画されていたし、その後翌日の10月27日のライブはDVD「Super Live In Japan 2005」でオフィシャルリリースされていたのも忘れていたので、丁度良い15周年としてここに上げておこう、そしてついでにライブを冒頭から見ている最中。さすがに最近のアダム・ランバートとの共演に比べれば単純に15年分ブライアンもロジャーも若いのだからエネルギッシュでポール・ロジャーズの躍動感もあってバンド感満載。改めて見ると凄いライブやってるので、この時にフレディじゃないから、などと敬遠したり無視したりしていた人は結構損しているハズだが、人の好みはとやかく言えないしこだわりも同じくだ。自分もそういうのあると言えばあるが、クイーンよりもフリー、即ちポール・ロジャーズの方が好きだからまるで問題なく、どころか期待満点だったのは良かった。
ライブの冒頭からガツンと来るかと思えばポール・ロジャーズの「Reaching Out」のアカペラから始まる意外性。この曲は「リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ」にも収録されているが元々1996年にブライアン・メイがチャリティCDで3曲入りのCD「Rock Therapy」をチャーリー・ワッツやポール・ロジャース達と共にリリースした際に、ボーカルにポールを据えて録音した曲なので、実に10年ぶりくらいに持ち出してきた楽曲だ。ミュージシャンの楽曲は大抵これくらい物持ちが良いケースが多く、皆大事に楽曲を作って持っているものなのだといつも感じる。それで再録音してのリリースでもっと一般的に広まっていくし、そもそも歌詞の内容が「手を差し伸べよう」的でフレディ不在のクイーンにも相応しい側面もあっただろうから納得。そこからはもうクイーンロックのオンパレードに加えてふと入ってくるフリーの楽曲も自分的には気分の盛り上がる瞬間。ずっこけるのはあまりにも上手すぎるポール・ロジャーズの日本語MCくらいで、さすがに奥様が日本人だっただけあって手慣れたもの。
歌唱力や違和感については今となっては全く感じる事もなく、こういうパターンもあって良いだろう、いやあった方が結果的に面白かっただろうし、今でもその路線を続けている事でクイーンは映画にもなるくらいの伝説になり、そのおかげでフレディも神格化されていくし、バンドの新しい継続した姿を見せたとも言える。ポール・ロジャーズもホント声が出ているし動きも素晴らしいしギターもピアノもOKだしメロディの崩し方もさすがのプロだし何も言う事ないだろうレベルで聴衆を楽しませてくれた組み合わせ。その後意気投合してオリジナルアルバム「ザ・コスモス・ロックス」まで作り上げてしまったくらいだからもうやれる事、やりたかった事をやり尽くした感あったのだろう。アダム・ランバートとのジョイントでは新アルバムはリリースしていないし、今の所ポール・ロジャーズとのジョイントがクイーン名義のオリジナル・アルバム最終作じゃないかな。思えば何かと来日公演を必ずしてくれるし日本の聴衆も盛り上げてくれるしクイーンやフリーにとっての日本は特別な国になるだろうし、何度か見られただけでも幸せに楽しめたものだ。そんなノスタルジックさを思いながら最後の最後まで結局見尽くしてしまった想い入れ深いライブ映像。

2005年10月26日はQueen+Paul Rodgersの初来日公演初日のライブに行ってきたらしいが、確かさいたまスーパーアリーナで開場から入って、ステージ右脇の上部で見ていた気がする。もちろんクイーンが好きでフレディの死もリアルタイムで知ったし、そこから伝説になっていったクイーンも見ていた。それがまさかまさかのポール・ロジャースとの合体劇には驚いた反面、どういう風になるのだろうか、確かにポール・ロジャースなら歌えるし弾けるだろうから案外クイーン側が食われてしまうのかもしれないなどと妄想が膨らんでいたが、それを実際に生で見れたのは嬉しかった。しかも想像をとんでもなく上方に超えてのぶっ飛び感で見られたのはさすがのパフォーマンスと唸らされた。そういえばその時のライブは録画されていたし、その後翌日の10月27日のライブはDVD「Super Live In Japan 2005」でオフィシャルリリースされていたのも忘れていたので、丁度良い15周年としてここに上げておこう、そしてついでにライブを冒頭から見ている最中。さすがに最近のアダム・ランバートとの共演に比べれば単純に15年分ブライアンもロジャーも若いのだからエネルギッシュでポール・ロジャーズの躍動感もあってバンド感満載。改めて見ると凄いライブやってるので、この時にフレディじゃないから、などと敬遠したり無視したりしていた人は結構損しているハズだが、人の好みはとやかく言えないしこだわりも同じくだ。自分もそういうのあると言えばあるが、クイーンよりもフリー、即ちポール・ロジャーズの方が好きだからまるで問題なく、どころか期待満点だったのは良かった。
ライブの冒頭からガツンと来るかと思えばポール・ロジャーズの「Reaching Out」のアカペラから始まる意外性。この曲は「リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ」にも収録されているが元々1996年にブライアン・メイがチャリティCDで3曲入りのCD「Rock Therapy」をチャーリー・ワッツやポール・ロジャース達と共にリリースした際に、ボーカルにポールを据えて録音した曲なので、実に10年ぶりくらいに持ち出してきた楽曲だ。ミュージシャンの楽曲は大抵これくらい物持ちが良いケースが多く、皆大事に楽曲を作って持っているものなのだといつも感じる。それで再録音してのリリースでもっと一般的に広まっていくし、そもそも歌詞の内容が「手を差し伸べよう」的でフレディ不在のクイーンにも相応しい側面もあっただろうから納得。そこからはもうクイーンロックのオンパレードに加えてふと入ってくるフリーの楽曲も自分的には気分の盛り上がる瞬間。ずっこけるのはあまりにも上手すぎるポール・ロジャーズの日本語MCくらいで、さすがに奥様が日本人だっただけあって手慣れたもの。
歌唱力や違和感については今となっては全く感じる事もなく、こういうパターンもあって良いだろう、いやあった方が結果的に面白かっただろうし、今でもその路線を続けている事でクイーンは映画にもなるくらいの伝説になり、そのおかげでフレディも神格化されていくし、バンドの新しい継続した姿を見せたとも言える。ポール・ロジャーズもホント声が出ているし動きも素晴らしいしギターもピアノもOKだしメロディの崩し方もさすがのプロだし何も言う事ないだろうレベルで聴衆を楽しませてくれた組み合わせ。その後意気投合してオリジナルアルバム「ザ・コスモス・ロックス」まで作り上げてしまったくらいだからもうやれる事、やりたかった事をやり尽くした感あったのだろう。アダム・ランバートとのジョイントでは新アルバムはリリースしていないし、今の所ポール・ロジャーズとのジョイントがクイーン名義のオリジナル・アルバム最終作じゃないかな。思えば何かと来日公演を必ずしてくれるし日本の聴衆も盛り上げてくれるしクイーンやフリーにとっての日本は特別な国になるだろうし、何度か見られただけでも幸せに楽しめたものだ。そんなノスタルジックさを思いながら最後の最後まで結局見尽くしてしまった想い入れ深いライブ映像。
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