Motley Crue - Decade of Decadence
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Motley Crue - Decade of Decadence (1991)

15年前の自分も何でも聴き漁ってて、それもこれも自分史で聴いてきたロックをそのままおさらいしてこのブログに書いていたようだ。意図的に毎日異なるジャンルと言うか世界のアルバムやバンドを聴いていたから最初はこのブログって一体どのヘンのジャンルが描かれるのかな、と不思議に思って見ていた人もいただろう。まだ最初期だったのでそこまでの読者が付いてはいなかったから、まずは記事を貯めないと分からないかなと思っていたのはあった。何がしたいのか明確でもなかったが何となくのビジョンは持っていたのでそんな事を考えて書いていた事をちょいと思い出した。それにしてもここでモトリー・クルーが出てくるのはどういう了見か、たまたま何かで聴いてそのまま思い出して書いていたのか、全く言うべき言葉もない。それでも15年前を振り返っての再レビューシリーズを続けているので、これもまた久々になるがモトリー・クルーの初期のベスト盤「Decade of Decadence」を聴いているところ。
1991年、Motley Crueのデビューから10周年を記念してのベストアルバム「Decade of Decadence」がリリースされているが、この頃Motlry Crueって結構全盛期だったからベスト盤など出す必要あったのだろうか、それとも売れるから出したのか、不思議ではあるがアチコチで見かけたので売れたらしい。今そのアルバムを聴いているが、自分的にはアルバム「Theatre Of Pain」までしかキチンと聴いていないバンドなのでこのベスト盤でも他のベスト盤でもモトリー・クルーで知っている曲が多くない。ただ、それこそモトリー・クルーの最初期の作品群なのでバンドのスタイルやスタンス、試行錯誤の結果の方向性など垣間見れる曲も多く、割とブルージーさもあるかと思えば悪魔主義に走ってるのもあるし、この後のパーティロックバンドのイメージだけは持っていないが、そういう変化をファッションも音楽性も微妙に調整してシーンに君臨して王道になったのは戦略勝ちの面も大きいだろう。最初期のライブのハチャメチャさは今でも知られているがかなりぶっ飛んだ演奏で、ミュージシャンらしさよりもロックバンド小僧達の集まり的感が強く、そのおかげでハノイ・ロックスのラズルの交通事故死も起きてしまったし、と話題は豊富なバンド。それでも久々に聴いていると知っている曲が多いのもあるが、ソリッドでカッコ良い曲が多いし、分かりやすい。この分かりやすさはモトリー・クルーの得意技で、キッスからの流れを含めてルックスの強烈さを音楽の軽やかさで補い、実は聴きやすいポップさを持ち合わせている筆頭格。
「Live Wire」のソリッドなリフのカッコ良さ、「Shout At The Devil」の横ノリ感溢れながらもどこかサバス的でもある不思議、「Looks That Kill」の超絶シンプルなしつこいくらいの同じリフの繰り返しは病みつきにもなる。そしてあのトミー・リーが意外な才能を見せつけた「Home Sweet Home」の代表的バラード、単純だが分かりやすくヴィンス・ニールのダミ声が見事にマッチした傑作、同様にこんな古臭いリズムとパターンもモトリー・クルーがやると面白い曲になると証明した「Smokin' in the Boys Room」のノリ、ライブバージョンにはなるが「Red Hot」のハードさも楽しめるし、他の曲も案外知ってたのでそれだけ売れてたのは分かる。ふた周り経過した今の時代にまた聴くと、ここまでポップで分かりやすく軽やかで、更に意外な事に歌声に嫌味がない爽やかさもバンドのイメージとは異なる実力だったし、更に話題作りが上手い、と言うか天然で豊富なのかいつも名前を見かけるような存在だった。こういう聴き方でまたモトリー・クルーに触れたのも面白かったし、またどこかでアルバム全部順番に聴いてみるかと少しだけ思った。

15年前の自分も何でも聴き漁ってて、それもこれも自分史で聴いてきたロックをそのままおさらいしてこのブログに書いていたようだ。意図的に毎日異なるジャンルと言うか世界のアルバムやバンドを聴いていたから最初はこのブログって一体どのヘンのジャンルが描かれるのかな、と不思議に思って見ていた人もいただろう。まだ最初期だったのでそこまでの読者が付いてはいなかったから、まずは記事を貯めないと分からないかなと思っていたのはあった。何がしたいのか明確でもなかったが何となくのビジョンは持っていたのでそんな事を考えて書いていた事をちょいと思い出した。それにしてもここでモトリー・クルーが出てくるのはどういう了見か、たまたま何かで聴いてそのまま思い出して書いていたのか、全く言うべき言葉もない。それでも15年前を振り返っての再レビューシリーズを続けているので、これもまた久々になるがモトリー・クルーの初期のベスト盤「Decade of Decadence」を聴いているところ。
1991年、Motley Crueのデビューから10周年を記念してのベストアルバム「Decade of Decadence」がリリースされているが、この頃Motlry Crueって結構全盛期だったからベスト盤など出す必要あったのだろうか、それとも売れるから出したのか、不思議ではあるがアチコチで見かけたので売れたらしい。今そのアルバムを聴いているが、自分的にはアルバム「Theatre Of Pain」までしかキチンと聴いていないバンドなのでこのベスト盤でも他のベスト盤でもモトリー・クルーで知っている曲が多くない。ただ、それこそモトリー・クルーの最初期の作品群なのでバンドのスタイルやスタンス、試行錯誤の結果の方向性など垣間見れる曲も多く、割とブルージーさもあるかと思えば悪魔主義に走ってるのもあるし、この後のパーティロックバンドのイメージだけは持っていないが、そういう変化をファッションも音楽性も微妙に調整してシーンに君臨して王道になったのは戦略勝ちの面も大きいだろう。最初期のライブのハチャメチャさは今でも知られているがかなりぶっ飛んだ演奏で、ミュージシャンらしさよりもロックバンド小僧達の集まり的感が強く、そのおかげでハノイ・ロックスのラズルの交通事故死も起きてしまったし、と話題は豊富なバンド。それでも久々に聴いていると知っている曲が多いのもあるが、ソリッドでカッコ良い曲が多いし、分かりやすい。この分かりやすさはモトリー・クルーの得意技で、キッスからの流れを含めてルックスの強烈さを音楽の軽やかさで補い、実は聴きやすいポップさを持ち合わせている筆頭格。
「Live Wire」のソリッドなリフのカッコ良さ、「Shout At The Devil」の横ノリ感溢れながらもどこかサバス的でもある不思議、「Looks That Kill」の超絶シンプルなしつこいくらいの同じリフの繰り返しは病みつきにもなる。そしてあのトミー・リーが意外な才能を見せつけた「Home Sweet Home」の代表的バラード、単純だが分かりやすくヴィンス・ニールのダミ声が見事にマッチした傑作、同様にこんな古臭いリズムとパターンもモトリー・クルーがやると面白い曲になると証明した「Smokin' in the Boys Room」のノリ、ライブバージョンにはなるが「Red Hot」のハードさも楽しめるし、他の曲も案外知ってたのでそれだけ売れてたのは分かる。ふた周り経過した今の時代にまた聴くと、ここまでポップで分かりやすく軽やかで、更に意外な事に歌声に嫌味がない爽やかさもバンドのイメージとは異なる実力だったし、更に話題作りが上手い、と言うか天然で豊富なのかいつも名前を見かけるような存在だった。こういう聴き方でまたモトリー・クルーに触れたのも面白かったし、またどこかでアルバム全部順番に聴いてみるかと少しだけ思った。
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