Kamelot - Epica
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Kamelot - Epica (2003)

Epicaなるバンド名はKamelotのアルバムから拝借されたものだと知り、Kamerotはチョコチョコと名前が通り抜ける事もあってバンド名は当然知っていたが、真面目にアルバムを聴いてはいなかったのでこれを機にきちんと耳にしておこうと折角なので「Epica」というアルバムを聴いてみたが、これがまた素晴らしくも叙情的でメロディアスでスピーディなヘヴィメタルで、これもまたベクトルの異なるメタルの世界観だと苦笑いしながら流していた。いやはや美しくも妖しく、まろやかでスピーディながらもきちんとメタル的エッセンスは当然持っており、更に言えばクワイヤもオーケストラも、そして物語感もコンセプト感もしっかりと作り上げられている創造の世界。調べてみればフロリダのバンドだったとは初めて知った。アリッサ嬢がよく絡むのでカナダかと思ってたが、フロリダとは思わなかった。それでもバンドメンバーはヨーロッパ人がいるからか違和感なくヨーロピアンでメロディアスなメタル世界を築き上げてくれている。
ロイ・カーンの歌声の妖しさは実にメタルらしくなく、バックの音が異なればAORの世界に相応しいだろうし、多分どんなバンドで歌っても目立つ歌声だろう。それがよりによってこれだけ叙情性の高いバンドで歌うから表現の幅が広がりすぎて世界観を持たせるには素晴らしく貢献している。バンドの音そのものは非凡な気もするが、楽曲の凝り具合や創作性は高いからこの歌声が生きてくる。しかし素晴らしきシンフォニックさ加減でホントにこういう世界が歴史も含めて好きなのだろう、そうじゃなきゃ出来ないだろうし、歌詞も覚えられないから凄い。バラード系になると少々甘すぎる歌声が自分的にはあまり好みではないので、ひたすらスピーディな楽曲の中でゆったりと大らかに旋律を歌い上げている方がありがたい。
このバンドは90年代からシーンに登場しているが初期は時代も悪く、またバンドもそこまで突出した個性が見当たらず低迷して難しかったようだが、21世紀に入ってから、そしてロイ・カーンが登場してからは一気に知名度が広がったらしい。そういう苦労をしたバンドのおかげか今ではしっかりとそのシーンでの唯一のバンドとして君臨しているらしく、いつもどこか気になる存在だったので、じっくりと聴いてみてちょいと他も漁ってみようかな、と。

Epicaなるバンド名はKamelotのアルバムから拝借されたものだと知り、Kamerotはチョコチョコと名前が通り抜ける事もあってバンド名は当然知っていたが、真面目にアルバムを聴いてはいなかったのでこれを機にきちんと耳にしておこうと折角なので「Epica」というアルバムを聴いてみたが、これがまた素晴らしくも叙情的でメロディアスでスピーディなヘヴィメタルで、これもまたベクトルの異なるメタルの世界観だと苦笑いしながら流していた。いやはや美しくも妖しく、まろやかでスピーディながらもきちんとメタル的エッセンスは当然持っており、更に言えばクワイヤもオーケストラも、そして物語感もコンセプト感もしっかりと作り上げられている創造の世界。調べてみればフロリダのバンドだったとは初めて知った。アリッサ嬢がよく絡むのでカナダかと思ってたが、フロリダとは思わなかった。それでもバンドメンバーはヨーロッパ人がいるからか違和感なくヨーロピアンでメロディアスなメタル世界を築き上げてくれている。
ロイ・カーンの歌声の妖しさは実にメタルらしくなく、バックの音が異なればAORの世界に相応しいだろうし、多分どんなバンドで歌っても目立つ歌声だろう。それがよりによってこれだけ叙情性の高いバンドで歌うから表現の幅が広がりすぎて世界観を持たせるには素晴らしく貢献している。バンドの音そのものは非凡な気もするが、楽曲の凝り具合や創作性は高いからこの歌声が生きてくる。しかし素晴らしきシンフォニックさ加減でホントにこういう世界が歴史も含めて好きなのだろう、そうじゃなきゃ出来ないだろうし、歌詞も覚えられないから凄い。バラード系になると少々甘すぎる歌声が自分的にはあまり好みではないので、ひたすらスピーディな楽曲の中でゆったりと大らかに旋律を歌い上げている方がありがたい。
このバンドは90年代からシーンに登場しているが初期は時代も悪く、またバンドもそこまで突出した個性が見当たらず低迷して難しかったようだが、21世紀に入ってから、そしてロイ・カーンが登場してからは一気に知名度が広がったらしい。そういう苦労をしたバンドのおかげか今ではしっかりとそのシーンでの唯一のバンドとして君臨しているらしく、いつもどこか気になる存在だったので、じっくりと聴いてみてちょいと他も漁ってみようかな、と。
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