ABBA - Gold
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ABBA - Gold

スウェーデン出身でもっとも一般的に知られているグループは多分ABBAだろうと思うが、それをスウェーデンと意識する事もほとんどないかもしれない。自分でもちょこっと調べてみて初めて知ったが、ユーロービジョンコンテストの優勝グループで、そこから火が点いたらしい。1974年のお話らしいが、このイベントは由緒あるもので、もっと古くから行われていたようでなるほどそういう歴史的背景もあるのかと調べていたが、面白いのはその年の英国からの出場者がオリビア・ニュートン・ジョンで、3位に甘んじていたようだ。それはそれでなかなか熾烈な争いや世間には言えないキャリアもあるらしい。
ABBAのアルバム、と言ってもピンと来ないので今じゃどうしてもその辺はベスト盤を聴くようになってしまうだろう。古くから知られているのは「Gold」らしいが、自分自身アルバムで聴いた事もないしベスト盤ですらどれを聴いた事あるのか分からないし、そもそも所有していた事もないような気がするが、それでも歌は幾つか知っているのだからシングルヒットの刷り込みは恐ろしい。それで作曲チームと歌唱女性チームが分かれていたのも知らなかったし、4人中二組の夫婦で構成されていたのも知らなかった。なかなか不思議な気もするが蜜月期はそりゃ上手く物事が進んだだろうとも思うので、良し悪し。そんな周辺状況からの興味が先に走ってしまったが、単純にベスト盤を聴いているとすごく多様なアレンジや楽曲が散りばめられていて凄い才能だなとも実感するから面白い。
当然ながら「Dancing Queen」から始まるが、その後から出てくる曲が馴染みが薄い割にちょいと味があり深みもある曲が立ち並ぶのはこの手のベスト盤での美味しい所。ただし丸ごと聴いていると飽きてくるのでやはりシングルヒットレベルで聴かないと深掘り出来ない部分もあるが、キャッチーなポップ曲はともかく、使われている楽器の多彩さやアレンジ、メロディラインの面白さはスウェーデンならではの透明感だろうか。ABBA以降その透明感はスウェディッシュポップとも知られるようになったが、多分スウェーデンの気風でそういうサウンドが出てくるのだろうからお国柄だと思う。その分ちょいと英米とは違うムードを持っているので受けたのもあるかも。しかし聴きやすい…。

スウェーデン出身でもっとも一般的に知られているグループは多分ABBAだろうと思うが、それをスウェーデンと意識する事もほとんどないかもしれない。自分でもちょこっと調べてみて初めて知ったが、ユーロービジョンコンテストの優勝グループで、そこから火が点いたらしい。1974年のお話らしいが、このイベントは由緒あるもので、もっと古くから行われていたようでなるほどそういう歴史的背景もあるのかと調べていたが、面白いのはその年の英国からの出場者がオリビア・ニュートン・ジョンで、3位に甘んじていたようだ。それはそれでなかなか熾烈な争いや世間には言えないキャリアもあるらしい。
ABBAのアルバム、と言ってもピンと来ないので今じゃどうしてもその辺はベスト盤を聴くようになってしまうだろう。古くから知られているのは「Gold」らしいが、自分自身アルバムで聴いた事もないしベスト盤ですらどれを聴いた事あるのか分からないし、そもそも所有していた事もないような気がするが、それでも歌は幾つか知っているのだからシングルヒットの刷り込みは恐ろしい。それで作曲チームと歌唱女性チームが分かれていたのも知らなかったし、4人中二組の夫婦で構成されていたのも知らなかった。なかなか不思議な気もするが蜜月期はそりゃ上手く物事が進んだだろうとも思うので、良し悪し。そんな周辺状況からの興味が先に走ってしまったが、単純にベスト盤を聴いているとすごく多様なアレンジや楽曲が散りばめられていて凄い才能だなとも実感するから面白い。
当然ながら「Dancing Queen」から始まるが、その後から出てくる曲が馴染みが薄い割にちょいと味があり深みもある曲が立ち並ぶのはこの手のベスト盤での美味しい所。ただし丸ごと聴いていると飽きてくるのでやはりシングルヒットレベルで聴かないと深掘り出来ない部分もあるが、キャッチーなポップ曲はともかく、使われている楽器の多彩さやアレンジ、メロディラインの面白さはスウェーデンならではの透明感だろうか。ABBA以降その透明感はスウェディッシュポップとも知られるようになったが、多分スウェーデンの気風でそういうサウンドが出てくるのだろうからお国柄だと思う。その分ちょいと英米とは違うムードを持っているので受けたのもあるかも。しかし聴きやすい…。
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