Sass Jordan - Rats
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Sass Jordan - Rats (1994)

多数のゲスト陣営が参加したアルバムを聴くと、そこで新たなアーティストの発見や、知ってる人でもこういう側面があったのかと気づく場合もあって面白い。今回そんな感触を持って気になったのがグレン・ヒューズもともかくながら、パワフルな女性ボーカリストのサス・ジョーダン。紅一点のハズが、どうにも図太くしゃがれた野性的な歌声だったので印象に残り、調べてみれば当時のスティービー・サラスの彼女だったとか。まぁ、そうだろうなぁ…と邪推しながらアルバムを耳にする。
Sass Jordanの1994年リリース作「Rats」はスティービー・サラスの「エレクトリック・パウワウ」と同じ面々でそのまま作られているアルバムで、ボーカルはサス・ジョーダンだが、ギターは当然全部サラス、鍵盤に厚見令、リズム隊はサラスのバンドそのままで作曲は全てサラス、音楽性もサラスそのままだが、面白い事にサラス独特のファンクさは全く出てこなくて、ヘヴィでハードなロックがパワフルに鳴り響いている。同じ面々で作曲者も同じでどうして違うのか分からないが、そういう意識で作られているのかもしれないし、そこにはサス・ジョーダンの意思や生い立ちが反映されて、ストレートにハードなスタイルを選択しているのかもしれない。いずれにしてもサス・ジョーダンの歌声を売りとした作品に仕上がっていて、この時点ではハードロックスタイルをその表現方法として用いていると考えて良いだろう。
サス・ジョーダンは英国生まれながらのカナダ人で、シャガレ声でのボーカルスタイルから世に出てきたらしく、ぴったりと今回のアルバムでその世界を作り上げているし、サラスとのコンビも相性良くマッチしているので、もうちょっと評価されても良かったように思うが当時はどうだったのだろう?自分的にはサラスはリアルタイムで面白いと思って聴いていたがサス・ジョーダンの方は名前も聞かなかったが、アルバムジャケットは見た気がする。今となってはキャリアのひとつでしかないが、今でも現役でカナダで活躍しているシンガー。

多数のゲスト陣営が参加したアルバムを聴くと、そこで新たなアーティストの発見や、知ってる人でもこういう側面があったのかと気づく場合もあって面白い。今回そんな感触を持って気になったのがグレン・ヒューズもともかくながら、パワフルな女性ボーカリストのサス・ジョーダン。紅一点のハズが、どうにも図太くしゃがれた野性的な歌声だったので印象に残り、調べてみれば当時のスティービー・サラスの彼女だったとか。まぁ、そうだろうなぁ…と邪推しながらアルバムを耳にする。
Sass Jordanの1994年リリース作「Rats」はスティービー・サラスの「エレクトリック・パウワウ」と同じ面々でそのまま作られているアルバムで、ボーカルはサス・ジョーダンだが、ギターは当然全部サラス、鍵盤に厚見令、リズム隊はサラスのバンドそのままで作曲は全てサラス、音楽性もサラスそのままだが、面白い事にサラス独特のファンクさは全く出てこなくて、ヘヴィでハードなロックがパワフルに鳴り響いている。同じ面々で作曲者も同じでどうして違うのか分からないが、そういう意識で作られているのかもしれないし、そこにはサス・ジョーダンの意思や生い立ちが反映されて、ストレートにハードなスタイルを選択しているのかもしれない。いずれにしてもサス・ジョーダンの歌声を売りとした作品に仕上がっていて、この時点ではハードロックスタイルをその表現方法として用いていると考えて良いだろう。
サス・ジョーダンは英国生まれながらのカナダ人で、シャガレ声でのボーカルスタイルから世に出てきたらしく、ぴったりと今回のアルバムでその世界を作り上げているし、サラスとのコンビも相性良くマッチしているので、もうちょっと評価されても良かったように思うが当時はどうだったのだろう?自分的にはサラスはリアルタイムで面白いと思って聴いていたがサス・ジョーダンの方は名前も聞かなかったが、アルバムジャケットは見た気がする。今となってはキャリアのひとつでしかないが、今でも現役でカナダで活躍しているシンガー。
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