The Isley Brothers - 3+3
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The Isley Brothers - 3+3 (1973)

ここの所ファンクらしきグループを幾つも漁って聴いているが、60年代のモータウン時代から存命で時代に合わせてファンクになったり、その後のダンスサウンドも取り込んだり、元々実力あるから何でも出来るのはあるだろうが、時代に合わせて音楽性が変わっていくグループが多い事に気づく。ロックだと、多少そういうのあっても基本的な部分は変わらないからすぐに時代が評価しちゃったが、黒人系は元々プレイが上手い方が強くて個性的なサウンド面との意味ではそこまで作り上げる、クリエイティブする、組み合わせて発展させる面が強くない気がしているので、誰かが革新的に取り組んだサウンドの模倣が多い。そのオリジネイターが誰かとなると実はこれらのグループなのかもしれないが、その辺がまだよく分かってない。
The Isley Brothersの1973年リリース作「3+3」はこれまでのコーラスグループ3名に加えてアイズレー姓を持つ3名を更に追加してのグループ編成を見直してファンキーサウンドに挑戦し、後世から見れば新たな時代を築き上げた始まりのアルバムと言われているらしい。聴いてみるとそれでもファンク面がそこまで強いようにも感じず、やはりボーカルグループの要素が強い印象だが、ギターが入りファンキーなカッティングが響き渡っているのは確かにグループがそういう方向に舵を切った証とも言える。その意味では若気の至りとパワーで突っ走る汗ほとばしるファンクとは異なり音楽的にファンクな面を取り込んだ上品な甘ったるさすら内包するボーカルグループの奏でるファンクさだろうか、逆に言えば黒人音楽系の良い部分をいずれもバランスよく取り入れているグループとも言える。
なるほど、こうして自分の好みが見えてくるのか。甘いボーカルメロディも悪くないが、グリグリにノリの強烈なファンク路線の方がまだまだ自分的には引き込まれるし、聴いてて楽しくなるのは若さ故、なハズもないから好みの問題だ。その意味に於いてはアイズレー・ブラザースはそこまで深く聴いていく事も今の所はあまりないだろうが、ただ、他のR&Bやソウルよりは好ましいサウンドなのでいずれまた、か。

ここの所ファンクらしきグループを幾つも漁って聴いているが、60年代のモータウン時代から存命で時代に合わせてファンクになったり、その後のダンスサウンドも取り込んだり、元々実力あるから何でも出来るのはあるだろうが、時代に合わせて音楽性が変わっていくグループが多い事に気づく。ロックだと、多少そういうのあっても基本的な部分は変わらないからすぐに時代が評価しちゃったが、黒人系は元々プレイが上手い方が強くて個性的なサウンド面との意味ではそこまで作り上げる、クリエイティブする、組み合わせて発展させる面が強くない気がしているので、誰かが革新的に取り組んだサウンドの模倣が多い。そのオリジネイターが誰かとなると実はこれらのグループなのかもしれないが、その辺がまだよく分かってない。
The Isley Brothersの1973年リリース作「3+3」はこれまでのコーラスグループ3名に加えてアイズレー姓を持つ3名を更に追加してのグループ編成を見直してファンキーサウンドに挑戦し、後世から見れば新たな時代を築き上げた始まりのアルバムと言われているらしい。聴いてみるとそれでもファンク面がそこまで強いようにも感じず、やはりボーカルグループの要素が強い印象だが、ギターが入りファンキーなカッティングが響き渡っているのは確かにグループがそういう方向に舵を切った証とも言える。その意味では若気の至りとパワーで突っ走る汗ほとばしるファンクとは異なり音楽的にファンクな面を取り込んだ上品な甘ったるさすら内包するボーカルグループの奏でるファンクさだろうか、逆に言えば黒人音楽系の良い部分をいずれもバランスよく取り入れているグループとも言える。
なるほど、こうして自分の好みが見えてくるのか。甘いボーカルメロディも悪くないが、グリグリにノリの強烈なファンク路線の方がまだまだ自分的には引き込まれるし、聴いてて楽しくなるのは若さ故、なハズもないから好みの問題だ。その意味に於いてはアイズレー・ブラザースはそこまで深く聴いていく事も今の所はあまりないだろうが、ただ、他のR&Bやソウルよりは好ましいサウンドなのでいずれまた、か。
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