Pandora's Box - Original Sin

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Pandora's Box - Original Sin (1989)
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 妙なトコロに引っ掛かってて、映画「Street of Fire」の「Tonight Is What It Means To Be Young」が大好きだったので久々に聴いてやはり素晴らしい、と感激しているあたりのジム・スタインマン絡み。そのボーカルはHolly Sherwoodさんらしいが、他にまともな作品が出てこないのでどうしようもないが、そんな中、2008年に「Street of Fire」が大好きな人が映画「Road To Hell」を作ってて、何と主演はマイケル・ペレを起用したオリジナル作品そのままの配役。見れてないので映画そのものは知らないが、YouTubeで探してみればRoxy Gunn名義でのバンドがカバーしてて、それもまた良い感じなので見入っていた事からどうにもハマってしまって本日のお題。

 Pandora's Boxなるジム・スタインマンのプロジェクトの一つで1989年にリリースしたアルバム「Original Sin」。懐かしのエレン・フォーリーからジナ・テイラー、そしてここでも出てきてくれたホリー・シャーウッド、後はエレイン・キャスウェルなる女性ボーカリストの面々が各曲を歌っている。冒頭は全員出演しているらしいがそこまで声質の差が激しくないので分かりにくい。そもそもジム・スタインマンは高音域までパワフルな歌声が維持されて太めの声、オペラティックな歌唱力を持つ人が好みなので似てても当然で、楽曲はジム・スタインマンお得意の派手派手で仰々しいゴージャスでドラマティックな楽曲ばかり。

 個人的な期待は5曲目「Good Girls Go to Heaven (Bad Girls Go Everywhere)」でのホリー・シャーウッドの歌声で、なるほど聴いているとあの歌声、更に言えばメロディラインや歌詞の区切り的な部分でも「Tonight Is What It Means To Be Young」に似た部分が多く聴かれるのは楽しめた。彼女はこの一曲しかソロで歌っていないのが残念で、これだけ歌えるのに、と思いもするがエレイン・キャスウェルも同じで一曲だけのソロは勿体無さすぎる。エレン・フォーリーあたりはもう出し尽くしてるから減らしても良かったと個人的には思うが、格的にはそうもいかなかったか。しかし、よく出来てるアルバムで素晴らしきジム・スタインマンそのままのキラキラ時代に戻った気がする相当楽しめたアルバム。





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フレ
Posted byフレ

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