Meatloaf - Bad Attitude
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Meatloaf - Bad Attitude (1984)

80年代ってこんな音だったなと思うばかりのチープなサウンドに懐かしさと古さを覚えるが、どの時代でもそれぞれの時代の音が詰め込まれているのもアルバムの良さで、今聴いても新しい音などは存在しない。古さが良い音、として聴けるかだ。ほんの10年前のアルバムの音だって今聴けばやはり古さを感じるし、アレンジにしてもミックスにしてもそう思う時があるから全て含めて常に進化している世界だし、そう考えると何年バージョンのリマスター盤などと喜んで手にしてもあまり意味はなかったのかもとすら思うが、その時々良く聴けたならそれで良かろう。
Meatloafの1984年復帰作「Bad Attitude」は当時からよく見かけたが、どう見ても普通の作品のアルバムジャケットに思えず、いつも見ていただけのアルバムで、そもそもミートローフも知らなかったから勇気を持って手にするには少々ハードルが高かった。その頃にもっと情報があれば多分手に取ったアルバムになったと思うが、当時人気の映画だった「Street of Fire」でダイアン・レインが歌うように見える「Nowhere Fast」のオリジナルバージョンが収録されているし、そもそもロック的には冒頭のタイトル曲でThe Whoのロジャー・ダルトリーと共演しているなどと全然知られていない事実が判明している。ミートローフのオペラティックな声量と歌唱法に対してロジャー・ダルトリーも負けじとばかりにまだまだ全盛期とも言える熱唱ぶりを聴かせてくれるのは是非聴いてほしい。
それにしてもジム・スタインマンと組んだミートローフの作品はどれ聴いてもドラマティックで大げさすぎるくらいのオペラティックな曲ばかりで、それは曲がそうなのかミートローフがそうなのか、アレンジがそうなのか、とにかく派手派手な演出に聴こえるから面白い。仰々しいと言うのか、とにかく派手。そういうアレンジの方法を発揮できるのもこの人達の強みで、音はチープなくせにやたらとウネウネして聴きたくなる妙な魅惑を放つミートローフは実は結構好きだ。

80年代ってこんな音だったなと思うばかりのチープなサウンドに懐かしさと古さを覚えるが、どの時代でもそれぞれの時代の音が詰め込まれているのもアルバムの良さで、今聴いても新しい音などは存在しない。古さが良い音、として聴けるかだ。ほんの10年前のアルバムの音だって今聴けばやはり古さを感じるし、アレンジにしてもミックスにしてもそう思う時があるから全て含めて常に進化している世界だし、そう考えると何年バージョンのリマスター盤などと喜んで手にしてもあまり意味はなかったのかもとすら思うが、その時々良く聴けたならそれで良かろう。
Meatloafの1984年復帰作「Bad Attitude」は当時からよく見かけたが、どう見ても普通の作品のアルバムジャケットに思えず、いつも見ていただけのアルバムで、そもそもミートローフも知らなかったから勇気を持って手にするには少々ハードルが高かった。その頃にもっと情報があれば多分手に取ったアルバムになったと思うが、当時人気の映画だった「Street of Fire」でダイアン・レインが歌うように見える「Nowhere Fast」のオリジナルバージョンが収録されているし、そもそもロック的には冒頭のタイトル曲でThe Whoのロジャー・ダルトリーと共演しているなどと全然知られていない事実が判明している。ミートローフのオペラティックな声量と歌唱法に対してロジャー・ダルトリーも負けじとばかりにまだまだ全盛期とも言える熱唱ぶりを聴かせてくれるのは是非聴いてほしい。
それにしてもジム・スタインマンと組んだミートローフの作品はどれ聴いてもドラマティックで大げさすぎるくらいのオペラティックな曲ばかりで、それは曲がそうなのかミートローフがそうなのか、アレンジがそうなのか、とにかく派手派手な演出に聴こえるから面白い。仰々しいと言うのか、とにかく派手。そういうアレンジの方法を発揮できるのもこの人達の強みで、音はチープなくせにやたらとウネウネして聴きたくなる妙な魅惑を放つミートローフは実は結構好きだ。
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