Robert Palmer - Riptide
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Robert Palmer - Riptide (1985)

今の時代でもキザなおじさん的なミュージシャンはいるのだろうか。80年代まではそんなのを売りにしていたおじさんも常にシーンに居たような印象もあるが、実はそこまでおじさんでもなかったのかもしれない。せいぜい40代だろうし、時代の感覚は難しいものだ。そうすると今の時代はそういうおじさん的な部分を売りにする人もいないような気がする。そもそも小洒落たスタイルやファッションで歌ってます的な人もあまり思い浮かばない。単にシーンに疎いだけかもしれないので全くアテにはならない物言いだが。
80年代に知名度をアップさせたRobert Palmerは元々からしてブルーアイドソウルシンガーとして英国で鳴らした人だが、80年代になりデュラン・デュランと絡んだ事からThe Power Stationのボーカルも務めて有名になり、その後すぐにソロアルバムをリリースした事でヒットを放った。そのアルバムが1985年リリース作の「Riptide」。マネキンのような美しすぎる女性達が出てくるPVを覚えている方々も多かろうが、そもそもがこのアルバムジャケットだ。全く、今どきだったら誰が手に取るのか、と思うようなおじさんのニヤリ写真、しかも余裕綽々だから恐れ入る。これで歌はしっかりしている歌手だから悩ましいアルバム。元々がVinegar Joeの片割れだし、ニューオリンズサウンドの継承者的アルバムから出てきているから、本作でもしっかりとそんなルーツが聴けるような作風が並ぶ。
それでもThe Power Station直後だから当然パワーステーションサウンドそのまま、ギターにアンディ・テイラーも参加しているし、当然トニー・トンプソンもドラム叩いててプロデュースはバーナード・エドワーズとヒットマシーン勢揃い。結果的に売れまくったアルバムで一躍スーパースターの仲間入りしたアルバム。冷静に聴いてみればそこまで面白いアルバムでもないし、どこか売れる要素があったのかとまで思うが、この音は確かにあの時代特有のサウンドで心地良い。この後もヒットを放っていたので実力あるシンガーがようやくシーンで目立ったという方が相応しいだろう。ただ、そこまで何度も聴かなかったな。

今の時代でもキザなおじさん的なミュージシャンはいるのだろうか。80年代まではそんなのを売りにしていたおじさんも常にシーンに居たような印象もあるが、実はそこまでおじさんでもなかったのかもしれない。せいぜい40代だろうし、時代の感覚は難しいものだ。そうすると今の時代はそういうおじさん的な部分を売りにする人もいないような気がする。そもそも小洒落たスタイルやファッションで歌ってます的な人もあまり思い浮かばない。単にシーンに疎いだけかもしれないので全くアテにはならない物言いだが。
80年代に知名度をアップさせたRobert Palmerは元々からしてブルーアイドソウルシンガーとして英国で鳴らした人だが、80年代になりデュラン・デュランと絡んだ事からThe Power Stationのボーカルも務めて有名になり、その後すぐにソロアルバムをリリースした事でヒットを放った。そのアルバムが1985年リリース作の「Riptide」。マネキンのような美しすぎる女性達が出てくるPVを覚えている方々も多かろうが、そもそもがこのアルバムジャケットだ。全く、今どきだったら誰が手に取るのか、と思うようなおじさんのニヤリ写真、しかも余裕綽々だから恐れ入る。これで歌はしっかりしている歌手だから悩ましいアルバム。元々がVinegar Joeの片割れだし、ニューオリンズサウンドの継承者的アルバムから出てきているから、本作でもしっかりとそんなルーツが聴けるような作風が並ぶ。
それでもThe Power Station直後だから当然パワーステーションサウンドそのまま、ギターにアンディ・テイラーも参加しているし、当然トニー・トンプソンもドラム叩いててプロデュースはバーナード・エドワーズとヒットマシーン勢揃い。結果的に売れまくったアルバムで一躍スーパースターの仲間入りしたアルバム。冷静に聴いてみればそこまで面白いアルバムでもないし、どこか売れる要素があったのかとまで思うが、この音は確かにあの時代特有のサウンドで心地良い。この後もヒットを放っていたので実力あるシンガーがようやくシーンで目立ったという方が相応しいだろう。ただ、そこまで何度も聴かなかったな。
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