Nena - Nichts versäumt Live
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Nena - Nichts versäumt Live (2018)

追いかけておくべきバンドやアーティストが多いから個別には追いかけていられない。とすると音楽ニュース系をきちんとチェックしておく方が賢明なのは言うまでもないが、今度は邪魔な情報も多いからスパムと同じようになってしまい、そこに欲しい情報があっても見過ごしてしまう場合も少なくない。結局チマチマとチェックするしかないし、キーワード登録しておいてニュースを落としてくるしかないが、それも面倒でとてもやれるものじゃない。だから後からの情報でもしょうがないか。
Nenaの2018年6月にベルリンで行われた記念碑的ライブ「Nichts versäumt Live,」が同年11月にアルバムと映像でリリースされていた。それを最近知ったので情報入手の遅さが情けなくなるが、今のネーナはほぼドイツでのスター、せいぜいヨーロッパ圏内でのスターでしかないからなかなか情報が入ってこない。インターネット時代になれば物理的距離はさほど問題にならないと思うが、やはり情報網が整っているかいないかの話になるのだろうから、メディアも情報リークしてこないし、今の時代に日本でネーナを追いかけている人もほとんど居ないししょうがない。それでもしっかりとドイツでは活躍していて、ライブ映像見てても分かるように武道館以上の会場を満員にしてのほぼロックバンド的スタイルでのライブを繰り広げている。今でもあの可愛らしい姿のままで、スタイルも抜群の60歳のスター、孫二人のお婆ちゃんがコレだよ。ちなみにバックメンバーには双子のお子さんが二人共参加してて、更に鍵盤で一人、合計3人が参加している。更にエクゼクティブ・プロデューサーには旦那さんの名も出てきてるし、最後の曲のゲストに多分残りの1人のお子さんも参加しているのかな。要するに家族総出になった記念碑的ライブになってる。
更にそのライブがカッコ良くて、ネーナって元々ドラムも叩いてたから本作でもちょこっとパーカッション的に叩くのはあるが、それよりも中央ミニステージでベースとドラムとネーナの3人でネーナがギター弾いて歌ってるのが無茶苦茶カッコ良い。超ロック。元々ロックバンドが好きでバンドを始めている人だから全然おかしくないが、こんだけカッコ良いとは誰も思わなかっただろう。演奏されている曲の大半は80年代のアルバムからでファーストアルバムからも多いし、どれもこれもキャッチーで案外ロック的。娘や息子に歌わせての曲もあり、最後はヒット曲のオンパレードでアンコール前終了。その後は新作からの新しいスタイルを探求したネーナのサウンドで魅了し、壮大なる「Irgendwie, irgendwo, irgendwann」で終演。ダブルアンコールは子供向けアルバムもリリースしていた事から子どもたちをステージに上げて童謡ソングを数曲歌っているが、これもライブ会場に来ているファン層からすれば何ら違和感なく受け入れられているあたりがロックスターではなく国民的スターの立ち位置。
正直、この年齢でこれだけの動きと全盛期以上の歌唱力と説得力、そしてステージングの上手さは正にキャリアの成せる技とも思えるライブの進め方だ。バンド陣営との呼吸の合い方も含めてやりたい事全てを突っ込んできた素晴らしきライブ・アルバム。初期楽曲でもネーナのトリオバンドで演奏されるとそこまでロック的楽曲だったのかと驚くし、そもそもロックバンドスタイルでそこまで出来る曲ばかりとは意外だった。面白いのはそういう本人が好きなスタイルは当然ながら、新たなスタイル、ラップ調なデジタルEDM系アレンジがあったりもして、音楽シーンのどこに属する、と固定的になるようなジャンルに囚われず、最先端も試しながら進化し続けている点だ。そんな姿がたっぷりと見られて、尚且あの表情。素晴らしい。

追いかけておくべきバンドやアーティストが多いから個別には追いかけていられない。とすると音楽ニュース系をきちんとチェックしておく方が賢明なのは言うまでもないが、今度は邪魔な情報も多いからスパムと同じようになってしまい、そこに欲しい情報があっても見過ごしてしまう場合も少なくない。結局チマチマとチェックするしかないし、キーワード登録しておいてニュースを落としてくるしかないが、それも面倒でとてもやれるものじゃない。だから後からの情報でもしょうがないか。
Nenaの2018年6月にベルリンで行われた記念碑的ライブ「Nichts versäumt Live,」が同年11月にアルバムと映像でリリースされていた。それを最近知ったので情報入手の遅さが情けなくなるが、今のネーナはほぼドイツでのスター、せいぜいヨーロッパ圏内でのスターでしかないからなかなか情報が入ってこない。インターネット時代になれば物理的距離はさほど問題にならないと思うが、やはり情報網が整っているかいないかの話になるのだろうから、メディアも情報リークしてこないし、今の時代に日本でネーナを追いかけている人もほとんど居ないししょうがない。それでもしっかりとドイツでは活躍していて、ライブ映像見てても分かるように武道館以上の会場を満員にしてのほぼロックバンド的スタイルでのライブを繰り広げている。今でもあの可愛らしい姿のままで、スタイルも抜群の60歳のスター、孫二人のお婆ちゃんがコレだよ。ちなみにバックメンバーには双子のお子さんが二人共参加してて、更に鍵盤で一人、合計3人が参加している。更にエクゼクティブ・プロデューサーには旦那さんの名も出てきてるし、最後の曲のゲストに多分残りの1人のお子さんも参加しているのかな。要するに家族総出になった記念碑的ライブになってる。
更にそのライブがカッコ良くて、ネーナって元々ドラムも叩いてたから本作でもちょこっとパーカッション的に叩くのはあるが、それよりも中央ミニステージでベースとドラムとネーナの3人でネーナがギター弾いて歌ってるのが無茶苦茶カッコ良い。超ロック。元々ロックバンドが好きでバンドを始めている人だから全然おかしくないが、こんだけカッコ良いとは誰も思わなかっただろう。演奏されている曲の大半は80年代のアルバムからでファーストアルバムからも多いし、どれもこれもキャッチーで案外ロック的。娘や息子に歌わせての曲もあり、最後はヒット曲のオンパレードでアンコール前終了。その後は新作からの新しいスタイルを探求したネーナのサウンドで魅了し、壮大なる「Irgendwie, irgendwo, irgendwann」で終演。ダブルアンコールは子供向けアルバムもリリースしていた事から子どもたちをステージに上げて童謡ソングを数曲歌っているが、これもライブ会場に来ているファン層からすれば何ら違和感なく受け入れられているあたりがロックスターではなく国民的スターの立ち位置。
正直、この年齢でこれだけの動きと全盛期以上の歌唱力と説得力、そしてステージングの上手さは正にキャリアの成せる技とも思えるライブの進め方だ。バンド陣営との呼吸の合い方も含めてやりたい事全てを突っ込んできた素晴らしきライブ・アルバム。初期楽曲でもネーナのトリオバンドで演奏されるとそこまでロック的楽曲だったのかと驚くし、そもそもロックバンドスタイルでそこまで出来る曲ばかりとは意外だった。面白いのはそういう本人が好きなスタイルは当然ながら、新たなスタイル、ラップ調なデジタルEDM系アレンジがあったりもして、音楽シーンのどこに属する、と固定的になるようなジャンルに囚われず、最先端も試しながら進化し続けている点だ。そんな姿がたっぷりと見られて、尚且あの表情。素晴らしい。
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