Charon - Tearstained
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Charon - Tearstained (2009)

自分のブログの過去記事を読み返していると今とは好みが異なっている、もしくは今では聴けるようになっている、そういう世界もある、と理解して聴いているバンドやアルバム、音世界も数多くある事を認識し直す。逆に今じゃあまり聴かなくなっているアルバムやバンドを切々と書いている記事もあって、長々と記録が残っていると色々と分かる事も多くなると思いながら多々アルバムを聴いている。
フィンランドのゴシックメランコリックメタルバンドとして知られていたのがSentencedとH.I.Mに、このCharonらしく、以前別のアルバムの記事が上がっていて当時の自分的には「まるでダメ」と書いているから、なるほど、そうだったか、と。今回2009年リリースの「Tearstained」を聴いているが、随分とナルシストの成り切り型ボーカルによるゴシカルでメランコリックな歪んだ音世界のサウンドだと思い、その自分の過去記事見ていたから妙に納得した。今は普通にこういうのも聴けるが、確かにね…と苦笑い。少々やりすぎ感が漂うのはH.I.Mと同じくではあるが、軽快でキャッチーなサウンドがそれでもアルバムを聴きやすくしているし、クォリティもかなり高いサウンドが展開されているので文句なしに聴けるだろう。テクニカルな面はほとんど聴かれないし、ゴツゴツしたメタリックな側面も出てこないのが少々ユニークで古さを感じてしまうか。
寒々しい、と言うのか、フィンランドあたりだと白夜のサウンドとでも言うのか、独特の雰囲気が散りばめられているのはお国柄。そう考えるとWithin Temptationの成功はこの手法論によるものと気づくからCharonの成功があってもおかしくなかったハズ。実際成功はしていただろうが、楽器陣営のテクニカルさが前に出てこないから、どうしても歌中心でしか聴かせられない事もあり、リスナー的には少々飽きてしまう面もある。その分曲調はかなりバリエーションに富んでいるし女性ボーカルが参加していたりアコースティックがあったりもするので、そういう凝り方はしているが、難しいところだ。ただ、アルバムとしては良く出来ているので良作として残っていくだろう。

自分のブログの過去記事を読み返していると今とは好みが異なっている、もしくは今では聴けるようになっている、そういう世界もある、と理解して聴いているバンドやアルバム、音世界も数多くある事を認識し直す。逆に今じゃあまり聴かなくなっているアルバムやバンドを切々と書いている記事もあって、長々と記録が残っていると色々と分かる事も多くなると思いながら多々アルバムを聴いている。
フィンランドのゴシックメランコリックメタルバンドとして知られていたのがSentencedとH.I.Mに、このCharonらしく、以前別のアルバムの記事が上がっていて当時の自分的には「まるでダメ」と書いているから、なるほど、そうだったか、と。今回2009年リリースの「Tearstained」を聴いているが、随分とナルシストの成り切り型ボーカルによるゴシカルでメランコリックな歪んだ音世界のサウンドだと思い、その自分の過去記事見ていたから妙に納得した。今は普通にこういうのも聴けるが、確かにね…と苦笑い。少々やりすぎ感が漂うのはH.I.Mと同じくではあるが、軽快でキャッチーなサウンドがそれでもアルバムを聴きやすくしているし、クォリティもかなり高いサウンドが展開されているので文句なしに聴けるだろう。テクニカルな面はほとんど聴かれないし、ゴツゴツしたメタリックな側面も出てこないのが少々ユニークで古さを感じてしまうか。
寒々しい、と言うのか、フィンランドあたりだと白夜のサウンドとでも言うのか、独特の雰囲気が散りばめられているのはお国柄。そう考えるとWithin Temptationの成功はこの手法論によるものと気づくからCharonの成功があってもおかしくなかったハズ。実際成功はしていただろうが、楽器陣営のテクニカルさが前に出てこないから、どうしても歌中心でしか聴かせられない事もあり、リスナー的には少々飽きてしまう面もある。その分曲調はかなりバリエーションに富んでいるし女性ボーカルが参加していたりアコースティックがあったりもするので、そういう凝り方はしているが、難しいところだ。ただ、アルバムとしては良く出来ているので良作として残っていくだろう。
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