Paradise Lost - Obsidian
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Paradise Lost - Obsidian (2020)

自分がこのブログを書き始めるようになってからも新しい音楽が生まれ、それに触れながら自分的に好む世界観を発見したり、深淵の縁を覗くこともあったりと随分と音楽の進化を見せてもらっている。そこで発見したサウンドは自分の音楽リスナー歴的にはつい最近の部類に入るので馴染み深く聴いたとの感触は無いが、それでも10年以上経っているので、十分に馴染み深く聴いたサウンドに相応しい時間軸だろう。年齢と共にその思い入れ度合いが薄くなるのか広がってしまうのか、当然若かりし頃にひたすら聴き漁ったアルバムとは異なる感触を持って接している。ただ、それでも10年以上か…。
Paradise Lostの2020年リリースの16枚目のアルバム「Obsidian」は正に彼らの原点に還ったかのような作品だ。そもそも絶望的でダークな世界観をメタルサウンドにしてシーンに出てきた英国のバンドだが、進化の過程でゴシック・メタルを創造し、発祥のバンドとして歴史に名を残している。当然ながらそこから先も進化していくので、ゴシック・メタル色を残しつつも多岐に渡る方向性を模索しつつアルバムをリリースしていたが、近年のアルバムではやはりゴシック・メタル期に焦点を戻した作品を作り上げつつある。これがまた当然だが、お手の物だから悪い作品になるハズもなく、どれもこれも傑作レベルのゴシック・メタルそのままの世界を作り上げているから素晴らしい。加えて近代的なアレンジや音色も聴かれるので、単に昔の世界に留まっている音でもなく、唯一無二の孤高感の極みを放っているとすら言える。何故にこんな暗くて重くて神々しい作品を創るバンドが人気があるのか、普通に考えるとおかしな話だが、メタルの世界、ゴシックの世界では祀られているバンドのひとつ。
自分的にもそれこそブログ始めてしばらくした頃にゴシック・メタルの世界を知り、嬢メタルから元祖のパラダイス・ロストに辿り着き、その音世界の質の高さを気に入って何枚ものアルバムを聴いている。英国だからとの形容詞が付けられるからなのか、この圧倒的な品格の高さは他の国々のバンドではなかなか聴けないスタンスで、それも音世界の高尚感に拍車をかけている。実際見ればそんな事思いもしないバンドだろうが、アルバムを聴いていると底辺に、そして表面にもそのポリシーの強さ、主張が滲み出ていて聴いている側を感動させる。こう言ってはおかしな話だが、実に美しい作品で、それこそがゴシック・メタルの持つ品位。

自分がこのブログを書き始めるようになってからも新しい音楽が生まれ、それに触れながら自分的に好む世界観を発見したり、深淵の縁を覗くこともあったりと随分と音楽の進化を見せてもらっている。そこで発見したサウンドは自分の音楽リスナー歴的にはつい最近の部類に入るので馴染み深く聴いたとの感触は無いが、それでも10年以上経っているので、十分に馴染み深く聴いたサウンドに相応しい時間軸だろう。年齢と共にその思い入れ度合いが薄くなるのか広がってしまうのか、当然若かりし頃にひたすら聴き漁ったアルバムとは異なる感触を持って接している。ただ、それでも10年以上か…。
Paradise Lostの2020年リリースの16枚目のアルバム「Obsidian」は正に彼らの原点に還ったかのような作品だ。そもそも絶望的でダークな世界観をメタルサウンドにしてシーンに出てきた英国のバンドだが、進化の過程でゴシック・メタルを創造し、発祥のバンドとして歴史に名を残している。当然ながらそこから先も進化していくので、ゴシック・メタル色を残しつつも多岐に渡る方向性を模索しつつアルバムをリリースしていたが、近年のアルバムではやはりゴシック・メタル期に焦点を戻した作品を作り上げつつある。これがまた当然だが、お手の物だから悪い作品になるハズもなく、どれもこれも傑作レベルのゴシック・メタルそのままの世界を作り上げているから素晴らしい。加えて近代的なアレンジや音色も聴かれるので、単に昔の世界に留まっている音でもなく、唯一無二の孤高感の極みを放っているとすら言える。何故にこんな暗くて重くて神々しい作品を創るバンドが人気があるのか、普通に考えるとおかしな話だが、メタルの世界、ゴシックの世界では祀られているバンドのひとつ。
自分的にもそれこそブログ始めてしばらくした頃にゴシック・メタルの世界を知り、嬢メタルから元祖のパラダイス・ロストに辿り着き、その音世界の質の高さを気に入って何枚ものアルバムを聴いている。英国だからとの形容詞が付けられるからなのか、この圧倒的な品格の高さは他の国々のバンドではなかなか聴けないスタンスで、それも音世界の高尚感に拍車をかけている。実際見ればそんな事思いもしないバンドだろうが、アルバムを聴いていると底辺に、そして表面にもそのポリシーの強さ、主張が滲み出ていて聴いている側を感動させる。こう言ってはおかしな話だが、実に美しい作品で、それこそがゴシック・メタルの持つ品位。
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