Elise LeGrow - Playing Chess

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Elise LeGrow - Playing Chess (2018)
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 アタリ!と言えるアルバムやアーティストやバンドに出会うと嬉しい。誰かに教えてもらっても良いし、どこかで聴いて探してからでも良いし、今の時代ならshazamで発見してからもあるだろう。自分的には様々な角度で常に漁っているからどれが良いだのこれが良いだのは言えないが、大抵はYouTubeのおすすめリスト的なのやAmazonのリコメンドあたりからフラフラ聴いて探して見つける事が多い。それでも想定しない所で素晴らしき出会いを果たす時もあって止められない。

 Elise LeGrowなるカナダ出身の女性ボーカリストです。アルバムは2018年に「Playing Chess」がデビューアルバムとしてリリースされているが、ジャケットだけ見るとどういうボーカリストなのかピンと来ないだろう。ポップシンガー?ジャズシンガー?ブルースシンガー?のどれとも言える不思議なシンガーで歌声的にも歌い方的にもやってる楽曲のセンス的にもかなり好みでオススメしたくなるアーティスト。ロック的な曲ではロックシンガー的だし、ジャズではジャジーな歌だし、ブルースでは正にブルースシンガーなので、どこからの影響をも受けて自分流に消化しているようだ。YouTube見てると道端で歌っているのもあったりするのでストリートシンガーもやった経験があるようで、こういう人達は強いよ。映像見ててもセンス感じるし、アルバム聴いててもセンス味わえるので、実はかなり色々な部分で力入れて作り上げているだろうとは想像が付く。

 基本はジャズシンガーだろうと思う。ただそこだけに留まらずブルース調な世界やロックらしいアレンジでもその歌声を生かしている、そんな雰囲気だからどこの世界のシンガーなのか決められない。別に決めなくても良いので、そういう自由な活動を行っているだろうが、聞き手からするとどこをどう探して良いものかが捉えにくくなっているかもしれない。今の時代はそういうものかもしれないのでさほど気にする事もないのか、それでもこうして出会えてその歌声のユニークさに痺れているのでまずは良し。しばらくはElise LeGrowをじっくり聴いているだろう。









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フレ
Posted byフレ

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