Elle King - Love Stuff
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Elle King - Love Stuff (2015)

時間があればある程に趣味に費やすばかり、もっと言えば趣味の幅が広がっていくし、深掘りもより一層進むから本質的にオタク趣味な人間だと自覚する。ン十年も前の若かりし頃はひたすら毎日そんな事を繰り返していたし、それこそ何日も外に出ないで籠もりまくって色々とハマり込んでいたのも普通の日々だった。今その時と同じレベルで没頭している熱量は無いが、その分ネット社会になり情報量が多く、速くなったから充実度と満足度は高いかもしれない。反面、深みの探求が足りない部分も出て来るのはもうちょっと時間を掛けないとダメかなと。
Elle Kingの2015年リリースのデビューアルバム「Love Stuff」。その前後あたりからアメリカじゃ鳴り物入りでそれなりに売れていたらしいがトンと気づかず、知らないままだったが、ふとアルバムジャケットのトンガリ具合が気になったので耳にしてみたら、これはなかなか面白い逸材かも、と感じたのでまともに聴いてみた。アマゾンプライムでそのまま聴けたので、手軽だったのは大きいから、こういうサービスは入り口には丁度良いものだ。ロサンゼルス出身のお転婆っぽく見えるお姉ちゃん、多分そのままだろうと思うがそういう気風がないとロックにはならないからバッチリ。その印象を裏切らないハスキーで勢いのある歌声がたっぷりと詰め込まれたアルバムで、実に聞きやすいし新鮮な刺激がたくさん受けられる。
面白いよな、どうしてこういう音になるのだろ?バンジョーが入ったりするのもあるが、そうじゃない曲でも普通に王道ロックを踏襲しているのにカントリータッチ、乾いたアメリカン・ロック的空気で軽快に生み出されてくるサウンド。だから聴きやすいしビシビシとそのカッコ良さも響いてくる。歌も上手いし演奏やアレンジだってお手のもの、どころかこのレベル無きゃ成り立たないだろうという基準は当然超えている。その上での良し悪しだが、そこで聴きやすいのだから文句も出なかろう。そしてこの美貌とインパクト。それでも大愛聴盤になるかどうかは分からない。人の好みは不思議だが、割と気に入って気軽に聴いている一枚。

時間があればある程に趣味に費やすばかり、もっと言えば趣味の幅が広がっていくし、深掘りもより一層進むから本質的にオタク趣味な人間だと自覚する。ン十年も前の若かりし頃はひたすら毎日そんな事を繰り返していたし、それこそ何日も外に出ないで籠もりまくって色々とハマり込んでいたのも普通の日々だった。今その時と同じレベルで没頭している熱量は無いが、その分ネット社会になり情報量が多く、速くなったから充実度と満足度は高いかもしれない。反面、深みの探求が足りない部分も出て来るのはもうちょっと時間を掛けないとダメかなと。
Elle Kingの2015年リリースのデビューアルバム「Love Stuff」。その前後あたりからアメリカじゃ鳴り物入りでそれなりに売れていたらしいがトンと気づかず、知らないままだったが、ふとアルバムジャケットのトンガリ具合が気になったので耳にしてみたら、これはなかなか面白い逸材かも、と感じたのでまともに聴いてみた。アマゾンプライムでそのまま聴けたので、手軽だったのは大きいから、こういうサービスは入り口には丁度良いものだ。ロサンゼルス出身のお転婆っぽく見えるお姉ちゃん、多分そのままだろうと思うがそういう気風がないとロックにはならないからバッチリ。その印象を裏切らないハスキーで勢いのある歌声がたっぷりと詰め込まれたアルバムで、実に聞きやすいし新鮮な刺激がたくさん受けられる。
面白いよな、どうしてこういう音になるのだろ?バンジョーが入ったりするのもあるが、そうじゃない曲でも普通に王道ロックを踏襲しているのにカントリータッチ、乾いたアメリカン・ロック的空気で軽快に生み出されてくるサウンド。だから聴きやすいしビシビシとそのカッコ良さも響いてくる。歌も上手いし演奏やアレンジだってお手のもの、どころかこのレベル無きゃ成り立たないだろうという基準は当然超えている。その上での良し悪しだが、そこで聴きやすいのだから文句も出なかろう。そしてこの美貌とインパクト。それでも大愛聴盤になるかどうかは分からない。人の好みは不思議だが、割と気に入って気軽に聴いている一枚。
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