Rammstein - Reise Reise
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Rammstein - Reise Reise (2004)

世界がStayHomeと言ったおかげでYouTubeを筆頭に様々な映像コンテンツが限定ながらもフリーで堪能できるサービスを提供し、在宅がヒマにならないようにしてくれている。そもそも「家にいろ」というメッセージの方が強いのだろうが、なかなかユニークなコンテンツサービスを図ったものだ。「エヴァンゲリオン」の映画三作も見れるのだから、昔ならテレビでその手のを大放出して視聴者を家に引き止めたのだろう。一方のアマゾンプライムではそこまでのコンテンツ強化が図られたかどうか知らないが、適当に映像探しているとラムシュタインのライブ映像2作がプライムサービスで見られたので、これはこれはとついつい2作とも見てしまった。やはり面白いバンドだと楽しみながらブログを見直すと「Reise Reise」をまだ書いていない事に気づいたのでここで登場。
Rammsteinの2004年リリース4枚目のアルバム「Reise Reise」は当時リアルタイムで楽しみに入手したアルバムだったので、周辺の評価や反応をよく知らない。そもそもそんな事語る仲間も無かったし、ネットで評判を見る事も無かったから今回アマゾンでの評価を読んでいて、そういう風に皆感じていたのかと改めて知ったくらいだ。どうも初期のインダストリアルメタル的メタル感やメタリックなスピード感に欠けているゆったりした作品と語られていたらしい。自分的にはまるでナンセンスな解釈だが、それが世の中のひとつの評価なのも事実。色々な感覚による解釈があるものだと実感するが、自分的には前作「Mutter」で進めたヨーロッパのバンドとしての荘厳さや美しさを更に推し進めた厳かなアルバムとして聴いていた。超絶風刺的な歌詞はこれまでよりももっと強烈になっているので、決してヤワになったなどと思う部分はないハズだが、音だけを聴くとこのヨーロッパ的ヘヴィさが通じなかったのか。これぞ芸術家、ドイツの変態的集団と異名を取りながらも出してくるサウンドは明らかにヨーロッパ王道の品格漂う作品というギャップ。素晴らしい。
CDリリースながら冒頭再生後巻き戻すとシークレットトラックに曰く付きのボイスレコーダー生音そのままが収録されており、かなりの物議を醸したが、それもまたラムシュタイン。アルバム収録曲はどれもこれも今でもライブ演奏される名曲ばかりでどこか評価されなかったのか、それは日本だけでの話で世界各国からは超絶評価作品だろうと思われるのも面白い。冒頭から最後まで、そしていつもの事ながらPVのフザけぶりまで全てが楽しめる全盛期名盤の一枚として君臨している。ギターのリフにしても鍵盤サウンドにしてもメタリックでクラシカル、そこに迫力ある低音ボイスとテクニカルなバンド・サウンド、どうして売れたのだと思うばかりのキワモノながらこれで売れないハズないだろうとも言える超個性。この後来日公演を行って小さいハコながらもクラブチッタ川崎で火炎ショウをたっぷりと見せてくれてオフィシャルDVD映像でも一部リリースされているが、ちょっとした火炎ショウが観客席でもあそこまで熱さを感じるとは知らなかったから驚いた。ステージ上は相当に熱いに違いないからパイロを使ったライブバンドの凄さを実感したのも良い経験。

世界がStayHomeと言ったおかげでYouTubeを筆頭に様々な映像コンテンツが限定ながらもフリーで堪能できるサービスを提供し、在宅がヒマにならないようにしてくれている。そもそも「家にいろ」というメッセージの方が強いのだろうが、なかなかユニークなコンテンツサービスを図ったものだ。「エヴァンゲリオン」の映画三作も見れるのだから、昔ならテレビでその手のを大放出して視聴者を家に引き止めたのだろう。一方のアマゾンプライムではそこまでのコンテンツ強化が図られたかどうか知らないが、適当に映像探しているとラムシュタインのライブ映像2作がプライムサービスで見られたので、これはこれはとついつい2作とも見てしまった。やはり面白いバンドだと楽しみながらブログを見直すと「Reise Reise」をまだ書いていない事に気づいたのでここで登場。
Rammsteinの2004年リリース4枚目のアルバム「Reise Reise」は当時リアルタイムで楽しみに入手したアルバムだったので、周辺の評価や反応をよく知らない。そもそもそんな事語る仲間も無かったし、ネットで評判を見る事も無かったから今回アマゾンでの評価を読んでいて、そういう風に皆感じていたのかと改めて知ったくらいだ。どうも初期のインダストリアルメタル的メタル感やメタリックなスピード感に欠けているゆったりした作品と語られていたらしい。自分的にはまるでナンセンスな解釈だが、それが世の中のひとつの評価なのも事実。色々な感覚による解釈があるものだと実感するが、自分的には前作「Mutter」で進めたヨーロッパのバンドとしての荘厳さや美しさを更に推し進めた厳かなアルバムとして聴いていた。超絶風刺的な歌詞はこれまでよりももっと強烈になっているので、決してヤワになったなどと思う部分はないハズだが、音だけを聴くとこのヨーロッパ的ヘヴィさが通じなかったのか。これぞ芸術家、ドイツの変態的集団と異名を取りながらも出してくるサウンドは明らかにヨーロッパ王道の品格漂う作品というギャップ。素晴らしい。
CDリリースながら冒頭再生後巻き戻すとシークレットトラックに曰く付きのボイスレコーダー生音そのままが収録されており、かなりの物議を醸したが、それもまたラムシュタイン。アルバム収録曲はどれもこれも今でもライブ演奏される名曲ばかりでどこか評価されなかったのか、それは日本だけでの話で世界各国からは超絶評価作品だろうと思われるのも面白い。冒頭から最後まで、そしていつもの事ながらPVのフザけぶりまで全てが楽しめる全盛期名盤の一枚として君臨している。ギターのリフにしても鍵盤サウンドにしてもメタリックでクラシカル、そこに迫力ある低音ボイスとテクニカルなバンド・サウンド、どうして売れたのだと思うばかりのキワモノながらこれで売れないハズないだろうとも言える超個性。この後来日公演を行って小さいハコながらもクラブチッタ川崎で火炎ショウをたっぷりと見せてくれてオフィシャルDVD映像でも一部リリースされているが、ちょっとした火炎ショウが観客席でもあそこまで熱さを感じるとは知らなかったから驚いた。ステージ上は相当に熱いに違いないからパイロを使ったライブバンドの凄さを実感したのも良い経験。
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