Sheena Easton - Sugar Walls
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Sheena Easton - Sugar Walls (1984)

自身でヒットを飛ばすミュージシャンが他のミュージシャンに曲を提供する図式は珍しい事ではないが、ミュージシャン同士の中ではさほどある事でもない気もする。ましてや売れっ子同士の中で、それは話題性はあるから商売的にあるだろうが、どうしたってそれぞれの個性やエゴも絡んでくるのでそこまで上手く進まないのかもしれない。いずれもそれなりに才能豊かだからこそ音楽を商売にしているだろうし、作風が似ていたらそもそも両者とも存在出来ていないだろう。その辺が面白くも難しい所か。
Sheena Eastonは英国のシンガーだが、ここでもまたプリンスが何曲も提供しているどころか、それなりの期間ミュージシャンシップ的な付き合いが見られる。アルバム「Sugar Walls」からその蜜月は始まったようだが、プリンス側のアルバムやライブにも参加しているので、性格的にもウマが合ったのか、深い仲だったのかは知らない。しかしシーナ・イーストンが英国女性シンガーとはあまり意識した事なかったので今更ながら少々驚いた。キラキラしたエイティーズの中にいれば子供心にはアメリカも英国も大した違いはなかったし、どれもこれもキレイで怖いお姉さん方々だった。今聴いても英国らしい音とは思わないから如何にこの時代のサウンドが単一構造だったかと。
プリンス提供楽曲の際立ち感はこちらでも見事で、デモテープそのまま上書きしたのかと思うくらいに色が付いている。しかし、シーナ・イーストンが歌っているとその色をそこまで感じずに聴けてしまうのが彼女の面白いところ。だからこそプリンスも共演を気に入ったのかもしれない。しかし不思議なのはなぜシーナ・イーストンは売れていたのだろうか、と。どこかに超個性的な面があったようにも思えないし、英国出身ながらもアメリカ映えする女性だったからか、本格的ソウルポップシンガーだったからなのか、なかなか深い。

自身でヒットを飛ばすミュージシャンが他のミュージシャンに曲を提供する図式は珍しい事ではないが、ミュージシャン同士の中ではさほどある事でもない気もする。ましてや売れっ子同士の中で、それは話題性はあるから商売的にあるだろうが、どうしたってそれぞれの個性やエゴも絡んでくるのでそこまで上手く進まないのかもしれない。いずれもそれなりに才能豊かだからこそ音楽を商売にしているだろうし、作風が似ていたらそもそも両者とも存在出来ていないだろう。その辺が面白くも難しい所か。
Sheena Eastonは英国のシンガーだが、ここでもまたプリンスが何曲も提供しているどころか、それなりの期間ミュージシャンシップ的な付き合いが見られる。アルバム「Sugar Walls」からその蜜月は始まったようだが、プリンス側のアルバムやライブにも参加しているので、性格的にもウマが合ったのか、深い仲だったのかは知らない。しかしシーナ・イーストンが英国女性シンガーとはあまり意識した事なかったので今更ながら少々驚いた。キラキラしたエイティーズの中にいれば子供心にはアメリカも英国も大した違いはなかったし、どれもこれもキレイで怖いお姉さん方々だった。今聴いても英国らしい音とは思わないから如何にこの時代のサウンドが単一構造だったかと。
プリンス提供楽曲の際立ち感はこちらでも見事で、デモテープそのまま上書きしたのかと思うくらいに色が付いている。しかし、シーナ・イーストンが歌っているとその色をそこまで感じずに聴けてしまうのが彼女の面白いところ。だからこそプリンスも共演を気に入ったのかもしれない。しかし不思議なのはなぜシーナ・イーストンは売れていたのだろうか、と。どこかに超個性的な面があったようにも思えないし、英国出身ながらもアメリカ映えする女性だったからか、本格的ソウルポップシンガーだったからなのか、なかなか深い。
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