Dan Patlansky - Move My Soul
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Dan Patlansky - Move My Soul (2009)

過去に自分が気になったバンドやアルバムを記憶と記録も含めてブログに書いていこうと考えてもいたが、都度都度その時その場で気になるアルバムやミュージシャンが出て来てそっちを追いかけていくから元々考えていた構想がなかなか進まない。常に進化していく音楽の世界だから刺激的なのが出てきたらそりゃ気になるし、過去の遺産はいつでも聴けるから後回しにしちゃったり、自分でも意外な音を気に入ってそっちの道を探ってみたりもするからもう破茶滅茶。こういう時期に聴きまくっているとそれこそ新しいのも古いのも聴いてなかった世界も構わずに手を出していくから恐ろしいし、またそれも簡単に聴けちゃう環境があるのも悩ましい。
Dan Patlanskyは南アフリカ出身のシンガー兼ギタリストのミュージシャンだ。「Move My Soul」は2009年にリリースされた一見ライブアルバムにも見えるが、スタジオ録音アルバムで生々しく演奏された一枚。ジャンル的にはブルースを基調としたロックサウンド、ブルース寄りに近いからスティーヴィー・レイ・ヴォーンの影響が相当にチラつくスタイルと言えば分かりやすいか。あそこまでラフスタイルではないが、かなり近いムードのギタープレイが楽しめる。それもあって、名前聞いて試してみると一発で気に入った。ギターのトーンの使い方も似てるから心地良く味わえる。シャカシャカしたサウンドからストラトを歪ませたロングトーンへの展開、かと思えばソリッドでクリアーっぽく出してくる音も独特のジャリジャリ感。ギターの音を熟知した使い方でアルバムが彩られているからどうしてもそっちを聞いちゃう。
冷静になってみれば音楽的に、楽曲的に3コードじゃないし、きちんと練られた曲ばかりだからそっちの才能も豊かと思える。その意味ではロック的なキメやリフがハマってて、ブルース・ロックの流れからギターソロが入ってくるスタイルだから自分的に慣れてて聴きやすいようだ。真のロック的ガツンなパワーは少々足りないが、ジャジーなスタイルもモノにしているし、ブルースもスタンダードよりはもっとロック調、南アフリカからこんなの出て来るのも世界は面白い。なかなかの傑作です。

過去に自分が気になったバンドやアルバムを記憶と記録も含めてブログに書いていこうと考えてもいたが、都度都度その時その場で気になるアルバムやミュージシャンが出て来てそっちを追いかけていくから元々考えていた構想がなかなか進まない。常に進化していく音楽の世界だから刺激的なのが出てきたらそりゃ気になるし、過去の遺産はいつでも聴けるから後回しにしちゃったり、自分でも意外な音を気に入ってそっちの道を探ってみたりもするからもう破茶滅茶。こういう時期に聴きまくっているとそれこそ新しいのも古いのも聴いてなかった世界も構わずに手を出していくから恐ろしいし、またそれも簡単に聴けちゃう環境があるのも悩ましい。
Dan Patlanskyは南アフリカ出身のシンガー兼ギタリストのミュージシャンだ。「Move My Soul」は2009年にリリースされた一見ライブアルバムにも見えるが、スタジオ録音アルバムで生々しく演奏された一枚。ジャンル的にはブルースを基調としたロックサウンド、ブルース寄りに近いからスティーヴィー・レイ・ヴォーンの影響が相当にチラつくスタイルと言えば分かりやすいか。あそこまでラフスタイルではないが、かなり近いムードのギタープレイが楽しめる。それもあって、名前聞いて試してみると一発で気に入った。ギターのトーンの使い方も似てるから心地良く味わえる。シャカシャカしたサウンドからストラトを歪ませたロングトーンへの展開、かと思えばソリッドでクリアーっぽく出してくる音も独特のジャリジャリ感。ギターの音を熟知した使い方でアルバムが彩られているからどうしてもそっちを聞いちゃう。
冷静になってみれば音楽的に、楽曲的に3コードじゃないし、きちんと練られた曲ばかりだからそっちの才能も豊かと思える。その意味ではロック的なキメやリフがハマってて、ブルース・ロックの流れからギターソロが入ってくるスタイルだから自分的に慣れてて聴きやすいようだ。真のロック的ガツンなパワーは少々足りないが、ジャジーなスタイルもモノにしているし、ブルースもスタンダードよりはもっとロック調、南アフリカからこんなの出て来るのも世界は面白い。なかなかの傑作です。
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