Danielle Nicole - Cry No More
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Danielle Nicole - Cry No More (2018)

コンテンポラリーやモダンに落ち着かない、少々粗っぽさの残るブルースが好きだ。それはロックと近い部分が大きいからかもしれないが、ロックでもこじんまりとしたのはさほど聴かないからどこか粗野でワイルド、そしてアグレッシブに熱いのが好きなのは自分でも認識の上、だからこそブルースギターでもそこを求めるのだろう。そこへ行くとテキサス系が代表的にはなるが、今やそれもブルースのルーツとしてどこでも流れている血筋なので、現代に於いての出身地としての意味合いはさほど大きくない。ロシアでもスウェーデンでもドイツでもそういうブルースメン、どころかブルースウィメンすら出てきている昨今、既に昔のブルースは世界中に蔓延している。
Danielle Nicoleというカンザスシティのブルースウィメンをご存知だろうか。自分も後付けの知識でしかないが、Trampled Under Footなるバンドのベース/ボーカルだった女性らしい。自分的にはDanielle Nicoleから先に聴いてしまったのでその意識もないが、後程Trampled Under Footなるバンドも聴いてみよう。どうしたってZeppelinの曲のタイトルから拝借したようにしか思えないが、実態や如何に。そしてDanielle Nicoleの名も、アルバムには入っていない「Married To The Blues」と言うThe Nortonsとのセッション曲から知った次第。女性が奏でるものすごく熱いブルースにちょいと驚きを感じつつアルバムに手を伸ばしてみたのが最初。ライブで聴ける程のアグレッシブさでは無かったが、それでもかなり白熱したブルースを聴かせてくれたのは嬉しい。
2018年にリリースされたセカンドソロアルバム「CRY NO MORE」は現代的なブルースと言える作品で、コーラスワークにポップさ、キャッチーさもありながらのエグめのギタープレイも聴けるからグイッと心を持っていかれる。そこにDanielle Nicoleの太くも粘っこい歌声がさらに引っ張ってくれるから聴き心地良いし、往年のブルースからは明らかに進化しているが、ブルースそのもの、そしてソウルフルな歌も素晴らしく、それでいて女性だから時代は変わった。ライブで見てたらカッコ良さに惚れ惚れするだろうと思うから、まだまだ若手のブルースシーンもきちんと探し当てれば楽しめるハズだ。

コンテンポラリーやモダンに落ち着かない、少々粗っぽさの残るブルースが好きだ。それはロックと近い部分が大きいからかもしれないが、ロックでもこじんまりとしたのはさほど聴かないからどこか粗野でワイルド、そしてアグレッシブに熱いのが好きなのは自分でも認識の上、だからこそブルースギターでもそこを求めるのだろう。そこへ行くとテキサス系が代表的にはなるが、今やそれもブルースのルーツとしてどこでも流れている血筋なので、現代に於いての出身地としての意味合いはさほど大きくない。ロシアでもスウェーデンでもドイツでもそういうブルースメン、どころかブルースウィメンすら出てきている昨今、既に昔のブルースは世界中に蔓延している。
Danielle Nicoleというカンザスシティのブルースウィメンをご存知だろうか。自分も後付けの知識でしかないが、Trampled Under Footなるバンドのベース/ボーカルだった女性らしい。自分的にはDanielle Nicoleから先に聴いてしまったのでその意識もないが、後程Trampled Under Footなるバンドも聴いてみよう。どうしたってZeppelinの曲のタイトルから拝借したようにしか思えないが、実態や如何に。そしてDanielle Nicoleの名も、アルバムには入っていない「Married To The Blues」と言うThe Nortonsとのセッション曲から知った次第。女性が奏でるものすごく熱いブルースにちょいと驚きを感じつつアルバムに手を伸ばしてみたのが最初。ライブで聴ける程のアグレッシブさでは無かったが、それでもかなり白熱したブルースを聴かせてくれたのは嬉しい。
2018年にリリースされたセカンドソロアルバム「CRY NO MORE」は現代的なブルースと言える作品で、コーラスワークにポップさ、キャッチーさもありながらのエグめのギタープレイも聴けるからグイッと心を持っていかれる。そこにDanielle Nicoleの太くも粘っこい歌声がさらに引っ張ってくれるから聴き心地良いし、往年のブルースからは明らかに進化しているが、ブルースそのもの、そしてソウルフルな歌も素晴らしく、それでいて女性だから時代は変わった。ライブで見てたらカッコ良さに惚れ惚れするだろうと思うから、まだまだ若手のブルースシーンもきちんと探し当てれば楽しめるハズだ。
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