Albert King - Blues at Sunset
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Albert King - Blues at Sunset

近年若手たちがブルースを奏でてシーンに登場しているが、どうにも心打つほどのエグいプレイを聴かせてくれる作品にはそこまで出会わない。チョイスが上手くないのか、そもそも自分の感性に響くプレイヤーが少ないのか、若手すぎてまだそこまでの味が出せてないのか、魂そのままをギターにぶつけて弾いて叩きつけてくれる生々しいギタープレイを聴きたいところ。いくつも探しつつその手のを漁っていたが、どれもこれも落ち着いた上手いプレイのギターが多いから少々辟易してきて結局オールドタイムなブルースに立ち戻ってしまった。
Albert Kingの1973年スタックスからのリリースアルバム「Blues at Sunset」。ライブと銘打っているが、1972年の映画「Wattstax」に収録されていた5曲と73年モンタレーでのライブ3曲からなるアルバム。モンタレーの方は「Blues at Sunrise」として単独でライブアルバムもリリースされているが、見事に、と言うか当然ながらダブる曲の無い収録で拡張版的に聴けるからありがたい。モンタレーライブとしてまとめて完全盤も出せるレベルだろうから、いずれ期待したい。70年代のアルバート・キングは相変わらずのペースで活動を続けていたが、肝心のスタックス倒産に見舞われてから少々トーンダウンしていった面は否めない。ただ、活動そのものはまるで変わっていなかったのでプロモーションの問題か時代の流れによる取り残され感の方が強いかもしれない。
本ライブはやや勢いが足りない感あるものの、相変わらずのギタープレイとボーカルで安定的。ヌルヌルのギターソロをとことん堪能出来るライブなので、何も言う事なしだが、もっともっと弾いててくれと思うくらいの白熱感。こういう熱さを聴きたかった。若手には出せないとは思わないが、なかなかバンドも含めてこの一体となった空気感は難しいのだろうか。完全ワンマンプレイヤーじゃないと出せないかもしれないが、素晴らしい迫力がそのままアルバムに記録されているのだから、生ライブはもっと相当凄かっただろう事は想像に難くない。「Wattstax」の映画も未見なので、いずれきちんと見ておこう。

近年若手たちがブルースを奏でてシーンに登場しているが、どうにも心打つほどのエグいプレイを聴かせてくれる作品にはそこまで出会わない。チョイスが上手くないのか、そもそも自分の感性に響くプレイヤーが少ないのか、若手すぎてまだそこまでの味が出せてないのか、魂そのままをギターにぶつけて弾いて叩きつけてくれる生々しいギタープレイを聴きたいところ。いくつも探しつつその手のを漁っていたが、どれもこれも落ち着いた上手いプレイのギターが多いから少々辟易してきて結局オールドタイムなブルースに立ち戻ってしまった。
Albert Kingの1973年スタックスからのリリースアルバム「Blues at Sunset」。ライブと銘打っているが、1972年の映画「Wattstax」に収録されていた5曲と73年モンタレーでのライブ3曲からなるアルバム。モンタレーの方は「Blues at Sunrise」として単独でライブアルバムもリリースされているが、見事に、と言うか当然ながらダブる曲の無い収録で拡張版的に聴けるからありがたい。モンタレーライブとしてまとめて完全盤も出せるレベルだろうから、いずれ期待したい。70年代のアルバート・キングは相変わらずのペースで活動を続けていたが、肝心のスタックス倒産に見舞われてから少々トーンダウンしていった面は否めない。ただ、活動そのものはまるで変わっていなかったのでプロモーションの問題か時代の流れによる取り残され感の方が強いかもしれない。
本ライブはやや勢いが足りない感あるものの、相変わらずのギタープレイとボーカルで安定的。ヌルヌルのギターソロをとことん堪能出来るライブなので、何も言う事なしだが、もっともっと弾いててくれと思うくらいの白熱感。こういう熱さを聴きたかった。若手には出せないとは思わないが、なかなかバンドも含めてこの一体となった空気感は難しいのだろうか。完全ワンマンプレイヤーじゃないと出せないかもしれないが、素晴らしい迫力がそのままアルバムに記録されているのだから、生ライブはもっと相当凄かっただろう事は想像に難くない。「Wattstax」の映画も未見なので、いずれきちんと見ておこう。
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